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深山Side
そして迎えた裁判の日…
裁判長「それでは弁護人、
反対尋問はありますか？」
立花「はい」
深山「失敗しそうだったら
すぐ代わるから(小声)」
立花「ご心配なく(小声)
それでは、弁12号証を示します」
立花先生は川口社長の前に立ち
立花「こちらは、川口建設が
この半年間で大帝工業から受注した
水道工事の実績です、川口さん、
大帝工業とはどのようなご関係でしょうか」
川口「うちが大帝工業さんの下請けです」
立花「ここ3カ月で、
受注数が倍以上にも増加しているのですが、
ここまで急激に受注が増える理由は何でしょうか？」
川口「それは大帝工業さん
が決める事ですので、わかりません」
立花「…質問を変えます、
事件があった4月2日の夜…
あなたはどこにいましたか？」
川口「先ほども申しました通り、
大阪に出張に行っていました」
立花「…あぁ、おかしいですねぇ？
その日の夜、あなたは浅草の料亭 喜将で
大帝工業の社長と会っていた、
という証言がお店から取れています、
この調書は後に提出します」
川口「っ…」
そして端っこに置いていた
金庫を前に持ってきて…
立花「こちらは、
川口建設に置いてある
金庫と同じ型の金庫です、
被告人と郷田専務から事件当時使用していた
暗証番号を聞き同じに設定してあります、
証人の供述を明確にする為に、
こちらを使用してもよろしいでしょうか？」
裁判長「検察官、よそしいですか？」
検察官は金庫を確認し…
丸川「はい、どうぞ」
立花「暗証番号を知っているのは、
証人である社長と郷田専務と
被告人の3人で間違いありませんか？」
川口「間違いありません」
立花「証人は4月2日当時
使用していた暗証番号 覚えていますか？」
川口「えぇ〜 確か…」
立花「裁判長、証人の記憶を喚起する為、
弁7号証に添付された、
メモを映し出したいのですが
よろしいでしょうか？」
裁判長「どうぞ」
そして映し出された…
4桁の数字が2つ書いてあるメモ…
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nanami(プロフ) - 5star★さん» コメントありがとうございます┏○)) 流行りに乗っかって書いてみたのですが面白いと言ってもらえて嬉しいです(*^^*) 頑張って書かせていただきます！ そちらの小説も続きが気になりますo( ^-^ )o お互いに頑張りましょうね(*^^*) (2022年1月31日 2時) (
レス) id: 1cddd1604f (このIDを非表示/違反報告)
5star★(プロフ) - 99.9ー刑事専門弁護士ー真実を追う者と恋愛の神様３ とても面白いです！これからも書いてください！後、もしよければ私のも読んでみてください！ (2022年1月27日 16時) (レス) @page23 id: c0c9645639 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nanami | 作成日時：2022年1月26日 1時
