仮面ライダーW15

W7 ページ7

・




〜〜〜〜〜〜



風の中… 誰かのむせび泣きが聞こえる時…

ズバリ！ 名推理がさえわたる…



俺はこの町を愛する

ハードボイルドなぁ岡っ引きでい



(七海)
なな『お疲れ様です』


翔太郎『おぉ、かたじけねぇ』



パコッ



翔太郎『イテッ！ 何すんだよお秋！』


(亜希子)
お秋『ごめんよ、お前さんがあんまりカッコつけるもんで、つい」


翔太郎『だからってなぁ』


なな『お秋さん、お茶入れますね』


お秋『すまないねぇなな』




ガラッ！



(姫香)
お姫『お助けくださいませ！ 眠れないんですぅ！』


翔太郎『おっとお姫ちゃん！ また巷で噂の、眠り病かい？』


お姫『夢の中で！ 怪物が！ お姫、怖いですぅ！』



ギュッ！



翔太郎『おぉ』


お秋『キィー！』


(フィリップ)
フィリっぱち『親分！ 親分！ てぇへんだてぇへんだ！』


翔太郎『おぉ！ どうしてぃ？ ふぃりっぱち』



フィリっぱち『伝馬丁の船着き場に！ 土左衛が！

…って、何をやらせるんだ？ 翔太郎、これはキミの夢だ』



翔太郎『え？ あぁ！ そうだった…

昨日徹夜でDVD見たから、時代劇になっちまったのか』




そのままフィリップに連れられ

船着き場へ行くと…



照井『おぉ… 来たか…』


翔太郎『これは、照井の旦那…

で、仏さんの身元は？』



照井『大道芸人の… サンタだ、

寝不足で足滑らせておぼれたらしい』




照井の旦那が竹ござを取ると仏が…




翔太郎『つうかこれ… サンタちゃんじゃねぇか！』


フィリップ『しかも笑顔… 実に興味深い…』



するとサンタちゃんがむくっと起き上がって



『『『ぅわ！！！』』』



サンタ『笑顔じゃなくて！ 恐怖にひきつった顔！

で… 僕をここまで怯えさせた犯人は…』



ブスッ！



サンタ『ウッ！ あぁ…』



いきなりサンタちゃんの首に矢が刺さって

サンタちゃんは再び倒れた…



『『『おぉ！』』』



フィリップ『翔太郎！ あそこだ！』



フィリップが指さす方を見ると

屋根の上にドーパントが立っていた



ド『私の姿を見たな？ もう、帰れないぞ』


翔太郎『出たな… ドーパント…』


ド『何でお前の夢に彼女が？！ エイ！』




すると奴は筒でお姫ちゃんを吸い取り




お姫『キャー！』


翔太郎『お姫ちゃん！』


ド『あーばよ』




かごに入れて彼女を連れ去った




・

W8→←W6

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す