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若菜「また隠れるの？」
フィリップ「すみません！ でも… どうしてここへ…？」
若菜「犯人が私の身近な人間だって推理したんでしょ？」
フィリップ「それは… ななが…」
七海「ちょっ！」
若菜「なら七海ちゃん教えて、誰なの？」
七海「えっ… それは…」
フィリップ「その前に… 1つ聞いていいですか…？」
若菜「…いいわよ」
フィリップ「若菜さんは、誰かに殺されそうになった事はありますか？」
若菜「…あるわよ何度も」
っ…
フィリップ「例えば… 誰に…？」
若菜「そうね〜 私の姉とか…」
フィリップ「お姉さん？」
若菜「昔から嫌われてるの」
フィリップ「どうしてですか？」
若菜「私の家はちょっと特殊でね、
私が小さい頃から父はある仕事にかかりっきりで、
姉はそれを手伝っていた…」
フィリップ「…」
若菜「私は自由に遊ぶことを許されてた…
姉はそれが気にくわなかったのかよく意地悪をした…
そんなある日… 苛立った私は姉に石を投げようとした…」
七海「っ！」
若菜「その時… 弟が止めてくれて…」
〜〜〜〜〜
『ダメ！ そんな事するの本当の若菜おねえちゃんじゃないよ！』
〜〜〜〜〜
若菜「その言葉に不思議と怒りも消え…
私は優しくなれた… それが… 私の弟！」
フィリップ「弟…」
若菜「あっ！ やだ！ 私何でこんな話！」
フィリップ「アハハ！ とてもやさしい声でした、今の若菜さん」
若菜「へ？」
フィリップ「きっとそれが、本当のあなたですね」
若菜「フフッ！ 本当の私？」
フィリップ「あっ、ごめんなさい！ 変な事言っちゃいました」
若菜「いいのよ！ なんでだろう！ あなたといると素直になれるわ！」
フィリップ「僕もです、さぁ、犯人を突き止めましょう！
若菜さん、手伝ってください」
若菜「えぇ」
フィリップ「なな、検索をっ…」
その時… 初めて気づいた…
七海「っ…」
ななが震えていることに…
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momokas(プロフ) - nanamiさん、初めまして。りんりんと申します！いつもこの作品、楽しく読ませていただいています。次の更新、楽しみにしています！頑張ってください！！ (2019年12月15日 20時) (
レス) id: 9f6f0cefe8 (このIDを非表示/違反報告)
nanami(プロフ) - カオスカラミティさん» そう言って頂けて嬉しいです！ 精一杯頑張ってきます！ (2019年12月4日 20時) (レス) id: 1cddd1604f (このIDを非表示/違反報告)
カオスカラミティ(プロフ) - 更新お疲れ様ですm(__)m若菜事件も佳境に入りましたね。そうですか、イベントに参加する為の準備で更新が遅れるんですね。自分は全然大丈夫ですよ(^^)気にせずにそのイベント、頑張ってきて下さい(^^) (2019年12月3日 5時) (レス) id: 7e88e54bad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nanami | 作成日時：2019年10月8日 22時
