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ゾクッ
七海「っ！」
私は思わずフィリ兄から離れたけど…
何…？
ゾクッ！
知ってる…
この感じ…
七海「ンッ！…」
怖い…
『お前はこの家にふさわしくない』
何…？
『邪魔なのよ！ さっさと消えなさい！』
やめて…
『この出来損ないが！』
七海「イヤー！！！」
頭が痛くなり…
震えも止まらなく…
頭を抱えたまま座り込んだ…
何… 何なの…
フィリップ「なな… なな！」
そしたら戻ってきたフィリ兄が
私に気付いて駆け寄ってきてくれて
七海「ハァハァ…」
抱きしめてくれた…
フィリップ「ななが… 怯えて…」
まだ翔ちゃんとつながってるんだ…
フィリップ「まさか… ななにも伝わって…」
七海「っ！」
その言葉に思わず体が強張り…
フィリ兄が強く抱きしめなおしてくれた…
フィリップ「僕たちは見たのかもしれない… 敵の… 根源を…」
するとベルトが消え…
フィリップ「なな… 何があったんだい…？」
七海「っ… フィリ兄の頭に触れたら…
なんか… すごく怖い感じがして…」
フィリップ「やっぱり…」
七海「でも…」
フィリップ「何だい…？」
七海「あの感じ… 知ってる気がする…」
フィリップ「えっ…？」
七海「感じた時… 誰かの声が聞こえたの…」
フィリップ「声？」
七海「男の人と… 女の人の声…」
話しているうちに思い出して…
体が震えてきたら…
フィリップ「なな… 少し休もうか…」
七海「うん」
フィリ兄は私を支えてソファに連れて行ってくれて…
そのまま一緒に座ってくれて…
フィリップ「大丈夫… そばにいるから…」
七海「うん…」
フィリ兄が抱きしめながら
背中をリズム良くポンポンとしてくれた…
そのおかげで落ち着くことができ…
そのまま眠ってしまった…
私にはここに来た時からの記憶しかなく…
その前の記憶がない…
もしかして…
あれはここに来る前に言われた言葉…？
でも… 誰に言われたの…
『お前はこの家にふさわしくない』
もしかして…
家族…？
『この出来損ないが！』
私は… 出来損ないなの…？
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nanami(プロフ) - 未来さん» 返答が遅れてしまい申し訳ございません！ 読みやすいと言ってもらえて嬉しく思います(^^) 更新が遅くなるかもしれませんがよろしくお願いします！ (2019年6月27日 22時) (
レス) id: 1cddd1604f (このIDを非表示/違反報告)
nanami(プロフ) - カオスカラミティさん» 返答が遅れてしまい申し訳ございません！ この話は園咲家が舞台ということでヒロインにも触れてみました！ あきちゃんが主役でどう書こうか悩みましたが、なんとか書けて良かったです(^^) (2019年6月27日 22時) (レス) id: 1cddd1604f (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 更新お疲れ様です！小説最初から最新話まで読ませて頂きました。読みやすくて分かりやすくてとても面白いです！続き楽しみにしてます頑張ってください！(^o^) (2019年6月19日 9時) (レス) id: 02a2a8fd08 (このIDを非表示/違反報告)
カオスカラミティ(プロフ) - nanamiさん» 更新お疲れ様ですm(__)mスイーツ事件の話、終了しましたね。この話は亜紀子の強さと敵の親玉が少しですが現れるという重要な話なんですよね。今思い出しても敵の親玉の登場に鳥肌が立ちますよ…。そして亜紀子のスイーツは別の意味で鳥肌が立ちますね(^_^;) (2019年6月19日 5時) (レス) id: 7e88e54bad (このIDを非表示/違反報告)
nanami(プロフ) - カオスカラミティさん» コメントありがとうございます！ 面白いと言ってもらえてすごく嬉しいです！ 更新が遅くなるかもしれませんが、楽しんでいただけたらと思っております！ (2019年6月7日 11時) (レス) id: 1cddd1604f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nanami | 作成日時：2019年6月6日 22時
