検索窓
今日:5 hit、昨日:8 hit、合計:2,782 hit

W30 ページ30





翔太郎「くっ… やめろ! 伝一郎さんは関係ない!

この人だけでも出してやれ!」



ド「関係ないはずないだろう、

俺の事を探偵にバラしたんだぜ、

金をもらったにもかかわらずだ」



菅生「お金は… 使ってない!

全部返すから、僕の腕を返してくれっ!」



ド「ハァン… そこがさ… ダメなんだよ、お前」


菅生「っ!」



ド「こんなに精密な腕を持ってたって、

お前がヒット作を描く事なんか一生あり得ない、

気持ちを切り替えて、新しい金に飛びつく…

そんなシンプルな判断も出来ないようだから、

お前はクズなんだ、頭が固いんだよ」




伝一郎さんは力が抜けたように座り込み…




ド「お前のこの手はお気に入りだ、

この地下室にびっちりとパーツを敷き詰めたのも、

表面のビジュアルを加工して壁に見せかけたのもこいつの力だ、

向いてもいない駄作漫画を量産するより、

俺が戦いに使った方がよっぽど役に立つ!

フッ… ハハハハハッ!…」




こいつっ…!




翔太郎「おい、東城…

アスファルトの地面とキスした事… あるか?」



ド「あん? 何の事だ? …っ!」



翔太郎「向いてねぇ奴が挑戦し続ける事の何がおかしいんだ…

侮辱するのも大概にしろ!」



菅生「っ…」



翔太郎「俺が… お前がバカにする凡人探偵が!

必ず教えてやる! 這いつくばった地面の味をな!」



ド「…無理な話さ、死んだら報復も出来ない、

すぐに相方も後を追わせてやるよ、

2人いなけりゃ仮面ライダーにも慣れないんだろ?

バイバイ! 潰れちまいな」




そういい捨てて奴は奏さんと壁をすり抜けっ…




バンッ!




掴みかかったが遅かった…




菅生「うわっ! た、探偵さん!」


翔太郎「っ!」




ダメだ! このままじゃ…!


死なせねぇ! 伝一郎さんを!




〜〜〜〜〜〜〜




『僕はただ漫画を描く事が好きだったんだって…!

手がなくなるまで自分で気づかなかった!』




〜〜〜〜〜〜〜




やっと… 自分の道に気づいた、この人を!

こんなところで死なせるわけにはいかねぇんだよぉぉっ!




翔太郎「ぐっ… あぁぁぁぁ!…」




W31→←W29



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
210人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

nanami(プロフ) - カオスカラミティさん» 返信が遅くなってしまい申し訳ありません(>_<) コメントありがとうございます。そしてお久しぶりです(^^) 次回はいよいよアニメで放送された最終話です! ときめさんの謎が深まる中 七海ちゃんの謎も増えていきますので、楽しんでいただけたら幸いです(*^^*) (2月18日 23時) (レス) id: d799bb8973 (このIDを非表示/違反報告)
カオスカラミティ(プロフ) - 更新お疲れ様です(^^)。遂にときめのメモリの名前が判明しましたね。それにしても、七海だけに聞こえてくるあの声は何なんですかね?次も楽しみにしています(^^) (2月12日 8時) (レス) @page40 id: bd1532cab7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:nanami | 作成日時:2024年1月15日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。