風都探偵4

W19 ページ19

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ド「っ！」




ボロボロッ…




ショルダーファングで奴のパーツを貫いた事で

奴のパーツが1部崩れ落ち…




シュゥー…




1つの腕からイニシャルが消え…

フィリップが1つの箱を拾い上げた




フィリップ「これで1つ、技が使えなくなった」


ド「か、返せっ！」




ダッ！ ガンッ！




ド「ぐあっ！」


ときめ「すごい、フィリップ押してる…！」


翔太郎『なんだよ、俺 格好つかないなぁ…』


フィリップ「残りの腕もいただこうか、何個持っている？」


ド「なっ」




奴はまた1つパーツを取ると




ド「なめんなぁ！」




グォォォ… ボンッ！




パーツを握り潰して破片をまき散らして逃げていき

すぐに追いかけたが奴の姿は見えず




ド『覚えてろよ…！』


Ｗ『っ！』



ド『俺はお前らみたいな半端なドーパントもどきとは違う！

最高のドーパントになれる人類… ハイドープなんだからな！』



フィリップ「ハイドープ… やはりオーロラの仲間か」


翔太郎『どこだ！ 出てこい！』




俺が呼び掛けてももう奴の声は聞こえず…




翔太郎『どこへ消えやがった…』



フィリップ「君とドライバーで繋がっている時、

聞こえていた“神々の街”、という場所かな」




〜〜〜〜〜




『よその“街”の人間さ…』




〜〜〜〜〜




ときめ「翔太郎！ フィリップ！」




ときめが俺の身体を持ってきてくれて

フィリップが変身を解き…




翔太郎「っ！」




意識が体に戻ると…

真っ先に目に入ったときめの… っ！




すぐに俺は体を起こし




翔太郎「ちぇ、相棒に見せ場をさらわれちまった、

ま、ファングジョーカーの方が

通常のWより機動力高いからなぁ…」



フィリップ「それだけかな？」


翔太郎「え？」



フィリップ「さぁ、そろそろ仲間たちが

手掛かりをつかんだ頃だろう、犯人の正体に迫ろうか」




俺たちは事務所に戻った






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