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空也「と、いうわけで、
俺はこれからも彼女たちの相手をし続けなきゃならん、
外が大雪だろうが関係ないんだ、
幸い財力だけはあるから、
食料も予備電源も全く問題ない」
フィリップ「どうりで、
この家の中は特別に暖かいわけだ」
空也「村への唯一の入り口のトンネルも、
大雪で埋まってるだろう、
この辺りは当分陸の孤島だよ、
今屋敷にいるのは、
君ら同様帰れなくなったおばばの友人が1人と、
ここにいる執事も含めた10人だけ、総勢11人だ、
半年は余裕で屋敷にこもっていられると思うよ、フフッ!
君たちの部屋を用意させた、
一応妹さんは別の方がいいと思って2部屋用意したが…」
フィリップ「3人一緒で構わないよ、一緒に寝れるから」
空也「ハハッ! その年で一緒に寝るとは、
仲の良い兄妹だねぇ、
浴場と食堂は別の場所だ、自由に使ってくれ」
キク「一応の習わしじゃ、
この夜会の開かれている間は
仮面を付けといてもらわんとなぁ」
俺たちが執事さんから仮面を受け取り
翔太郎「何から何まですまねぇ、助かったよご主人」
空也「俺は君たちが気に入っただけさ!
この異常な光景を見てもなお、そのクールな態度!
只者じゃないぜ、はははっ!
ま、俺の花嫁選びでも飲ん引き見物していきな、
探偵コンビくん!」
俺たちは風呂に入れてもらう事にして
先に七海に入ってもらってから俺たちも入り
俺はナイトローブを借りて
食堂で夕食をごちそうになった
翔太郎「ふぁー、風呂入って生き返ったぜ…
ふふっ、なんかこう、
久しぶりに2人でデュエットでもしたくなる仮面だな」
フィリップ「世話になる以上、
この土地、この屋敷の流儀に合わせないとね」
七海「私もローブ借りればよかったかな…」
フィリップ「ダメだ」
七海「…はい」
このシスコン…
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らんらん(プロフ) - 仮面ライダーWの方からずっと見させていただきました!とっても面白くて。それに本編のストーリーに夢主を入れ込ませるのがすごく上手でとっても尊敬します!ゆっくりでいいので更新楽しみにしています (12月30日 16時) (レス) @page43 id: 266036294d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nanami | 作成日時:2023年6月18日 3時