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くるみ「さぁて、そろそろ帰ろっかなぁ！
あんたもパーッと大胆な事したいなら、
1度うちのお店にでも来なさいよ！
出会いがあるかもよ！」
環奈「は、はい」
くるみ「じゃぁ、さよなら！」
2人は礼を言って事務所から出ていき…
空也さんは2人が出て行ったドアを見ていた…
翔太郎「…空也さん」
空也「っ」
翔太郎「あんた… 本当は環奈さんが
1番好きだったんじゃないのかい？」
空也「フッ、たとえそうでも今は言う資格がないさ、
俺は自分の手が金を稼いだ事が1度もないんだぜ、
まずは仕事を探さないとな… 左君… だったな」
翔太郎「あぁ」
空也「今回の事件は鏡野家の事件だ、俺が必ず探偵料を払うよ」
翔太郎「いやいや、巻き込まれた事件だし、いいって」
空也「俺が働いた金でそうする事が
おばばの1番の供養になる気がするんだ、
おばばを安心して眠らせてやりたい…」
翔太郎「空也さん…」
翔ちゃんと空也さんは握手をして…
空也「いつの日か、君のようにこの街の大地に
しっかりと根を張った男になれたら、その時には…
彼女に何かが言えるかもしれないよな…」
空也さん…
翔太郎「空也さん、今から1杯飲みに行かないか？
俺におごらせてくれっ」
空也「遠慮しておくよ」
翔太郎「えっ？」
空也「俺はね、酒が飲めないんだ」
…え？
翔太郎「えぇ？！ あ、あんた、下戸だったの？！
ウイスキー飲んでたじゃん！」
空也「あれは酒瓶に入れたただの烏龍茶さ、
あんな宴だってのに当主が飲めないなんて格好つかないだろ、
じゃぁな、探偵くんたち」
そういって空也さんも出ていき…
翔ちゃんは力が抜けたように椅子に座って…
翔太郎「えぇ〜… なんだよぉ〜…
早く言ってくれよぉ〜！」
フィリップ「アルコールドーパントの
容疑者から真っ先に外れただろうにね」
不満げに叫んだ
七海「…ねぇ」
フィリップ「ん？」
七海「私の知らない話… 聞かせて…」
フィリップ「あぁそうだね」
その後、私の知らない事件の話を教えてもらった…
でも… 目が覚める前に聞いたあの声…
一体誰なんだろう…？
キュー…
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らんらん(プロフ) - 仮面ライダーWの方からずっと見させていただきました！とっても面白くて。それに本編のストーリーに夢主を入れ込ませるのがすごく上手でとっても尊敬します！ゆっくりでいいので更新楽しみにしています (12月30日 16時) (
レス) @page43 id: 266036294d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nanami | 作成日時：2023年6月18日 3時
