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W36 ページ36





七海Side




『…み』




…誰?




『お… て… な… み…』




知らない声だけど…




『おきて…』




知ってる気がする…




『七海…』




七海「んっ…」




声に導かれて目を開けると…




キュー…




七海「…メル」


フィリップ「っ! なな?」


七海「お… 兄ちゃん…」


亜希子「おっ! 七海ちゃん起きた?!」


翔太郎「大丈夫か?」




事務所の… ベッド…?




七海「私…」


フィリップ「何があったか覚えてるかい?」



七海「2人を安全な場所に連れて行ってる時…

金森さんに会って…」



フィリップ「っ!」



七海「何かの攻撃が… 私たちの間を横切って…

溝ができたから… 2人をメルに託して…

金森さんと逃げて… それで… えぇっと…」




どうしたっけ…?




七海「…ごめん」


フィリップ「…いいよ」




ギュッ!




フィリップ「無事でよかった…」


七海「お兄ちゃん…」


照井「七海も目覚めた事だし… 話を続けよう…」


翔太郎「あぁ」




あ… 空也さんや環奈さんたちもいる…

無事でよかった…




でも… キクさんと執事さんは…?




照井「木枯坂に金森美術展は実在し、

鏡野キクとも取引関係にあったのは事実だったが、

金森大介本人の写真はこれだ」



翔太郎「やっぱ、あの若い男は正体を偽っていたんだな」




金森さんが… 正体を偽ってた…?




空也「っ…」


翔太郎「会った事なかったのか?」



空也「いや… 取引は全部…

おばばがやっていた… 俺は何も知らなかった…」



フィリップ「この間のドーパントたちを検索した、

“オーロラ” “スクリーム” “ブラキオサウルス”で、

間違いないと思う…」




ドーパントたち…?




フィリップ「偽の金森は口調からして、

ななを抱えていたオーロラの可能性が高いね」



七海「ぇ…」




抱えていた…?




フィリップ「…後で話す、

分からない事が多いと思うが… 事件の真相を聞いてくれ…」



七海「…わかった、続けて」





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らんらん(プロフ) - 仮面ライダーWの方からずっと見させていただきました!とっても面白くて。それに本編のストーリーに夢主を入れ込ませるのがすごく上手でとっても尊敬します!ゆっくりでいいので更新楽しみにしています (12月30日 16時) (レス) @page43 id: 266036294d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nanami | 作成日時:2023年6月18日 3時

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