風都探偵3

W32 ページ32

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ときめ「プリズムビッカーっ…」


フィリップ『敵戦力のすべてを閲覧した！』


ド「っ！？」



フィリップ『サイクロンジョーカーエクストリームに

なった僕たち2人は“地球の本棚”の知識と

ダイレクトに繋がっている、

すなわち相手のメモリのすべての知識を

一瞬で得られるという事だ』



翔太郎『俺たちはもう…

あんたを止める方法を見つけている！』




プリズム！




サイクロン！ マキシマムドライブ！


ジョーカー！ マキシマムドライブ！


メタル！ マキシマムドライブ！


トリガー！ マキシマムドライブ！




W『ビッカーチャージブレイク！』




ガンッ！



プシャーッ！




プリズムソードでキクさんの身体を切りつけ




ド「これがどうしたかね？

アルコールはあらゆる痛みを感じない！

一瞬で戦いが終わるんじゃなかったのかい？！」



フィリップ『“1撃で終わる”

とは言っていない… 攻撃自体は“2撃”だ』



翔太郎『これは体内に溶け込んだメモリの位置を

露出させるための呼び水さ！』



ド『っ！』




エクストリーム！ マキシマムドライブ！




W『ダブルエクストリーム！』




ド「アァッ！」




ドォンッ！




無事にメモリブレイクに成功し…

キクさんの変身も解けた…




翔太郎『ど、どうだっ！？』



フィリップ『大丈夫… 僕たちは最も変身者に

ダメージが残らないブレイクを選択できたはずだ』



キク「なんだって…？」


フィリップ『翔太郎はあなたの身体を心配したんだ』



翔太郎『いくら痛みを感じねぇといっても…

いくら凶悪な犯罪者でも… キクさんはお年寄りだ…

変身して戦わせたら、どんな負担がかかるかわからねぇ』



キク「っ…」



翔太郎『一刻も早く止めたかった…

それを相棒が理解してくれた…』



フィリップ『僕たちは2人で1人だからね』



キク「やれやれ… お人好しにもほどがあるねぇ…

負けたよ… 私の酔い旅もここまでだ…」



空也「お、おばばっ…」




…ドォンッ！




「「「っ？！」」」





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