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W4 ページ4






翔太郎Side




シュー…




翔太郎「これ以上燃やすもんがねぇ… 動こう!」



フィリップ「了解だ、

だが何か勝算はあるのかい?」



七海「ねぇ、鳴海さんの隠し別荘は?」



翔太郎「おやっさんの別荘はもっと都心寄りだ、

そっちに引き返せるぐらいなら下山してるぜ、

要するに俺たちは吹雪に迷ってるうちに、

山1つ分乗り越えてきちまったんだよ、

風吹山の中心部はすり鉢状の盆地になっていて、

確か今でも人間が住んでるはずなんだ」



フィリップ「なるほど、

もう一度山を登り直して帰るより、

進んで人がいそうなところに抜けた方がまだ安心という事か」




俺たちは覚悟を決めて吹雪の中を進みだした



ビュゥゥゥー!…




翔太郎「こういう映画っ… 昔見たっけなぁ…」



フィリップ「興味深いねっ…

でも結末は聞かないでおこうっ…」



翔太郎「さすがっ… お前は察しがいいよっ…」


七海「見てっ! 建物がっ!」


2人「っ!」




七海の言葉に光が見え進み続けたがっ…




フィリップ「っ… ここは廃村だっ…」




そこは荒れ果てた地だった…




翔太郎「クソッ…」


七海「そんな…」


フィリップ「…っ! 誰か来るっ!」


七海「っ! 女の人…?」


フィリップ「翔太郎! 女だ! 女の人が来るっ!」



翔太郎「あーやめろっ! お前ら兄妹揃って!

さっきの映画で主人公が最後にそれを言うんだよ!

でもっ! その女があの世からの使いなんだぁ!」



七海「違うよ翔ちゃん! ちゃんと見てっ!」


翔太郎「っ!」




髪の長いっ… ゆっ… 雪女っ…




女「もしかして、吹雪に惑われたのですか?」


翔太郎「…あ、あぁ! あんたっ、この近くのっ?」




彼女は俺たちに毛布を渡してくれ




女「早く、こちらへ」


翔太郎「助かった! どっかに民家があるみたいだぞ」




彼女について行くと…




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らんらん(プロフ) - 仮面ライダーWの方からずっと見させていただきました!とっても面白くて。それに本編のストーリーに夢主を入れ込ませるのがすごく上手でとっても尊敬します!ゆっくりでいいので更新楽しみにしています (12月30日 16時) (レス) @page43 id: 266036294d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nanami | 作成日時:2023年6月18日 3時

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