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W14 ページ14






一夜が明けた…

翌朝もひどい吹雪だった…

この中に被害者を放置するのも忍びない…




七海は部屋に戻らせて

俺とフィリップは現場写真だけを収め

ご遺体を屋敷の中に運び…




ガチャ…




「「「…」」」




屋敷にいる容疑者を全員集めた




翔太郎「こういう時、仮面は便利だよなぁ、

犯人にとっては… 表情を読まれずに済む」



チャイナ女「ちょっと、それってどういう意味?」



空也「決まってるだろ、

こんな閉鎖された環境で起きた殺人事件だ、

探偵さんでなくたって誰でもわかる、

犯人はこの中の誰かだ…」




「「「…」」」




フィリップ「犯人は、ガイアメモリを使用した怪物、

ドーパントになっていた、

この怪物の噂を聞いた事がある者はいるかい?」




フィリップの問いかけに

この場にいた全員が手を上げた…




空也「怪物に変身できる魔法の小箱が

高額で手に入る、とかいうアレだろ?」



金森「本当にいるなんて思いませんでしたけどね」



翔太郎「さすが一癖ありそうな皆さんばかりのお屋敷だな、

すごい噂の浸透率だこと」



フィリップ「小耳に破産がレベルが多そうだね」


七海「逆に知らない方がすごいと思うけど…」



翔太郎「俺たちは鳴海探偵事務所ってところの探偵で、

結構頻繁にガイアメモリの事件の依頼を受けるんだ、

今はとりあえずこの場の仕切りを任せてほしい」



キク「しかし、まだ婚礼の夜会の最中じゃ、

何とかこれだけでも達成させてやれんもんかのぉ…

私ゃもう長くない、せめて空也が

嫁を決めるまでの間だけでも…」



翔太郎「でもな、相手はドーパントが、

一刻も早く見つけ出さないと…」



空也「もういいじゃないか、おばば」


キク「っ!?」



空也「まだ二夜しか経っていないが、

俺だってただ遊び呆けてたわけじゃない、

ある程度、相手も絞ってるし答えも出ている」




「「「っ?!」」」






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らんらん(プロフ) - 仮面ライダーWの方からずっと見させていただきました!とっても面白くて。それに本編のストーリーに夢主を入れ込ませるのがすごく上手でとっても尊敬します!ゆっくりでいいので更新楽しみにしています (12月30日 16時) (レス) @page43 id: 266036294d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nanami | 作成日時:2023年6月18日 3時

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