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W13 ページ13






翔太郎「ヒートの熱で耐えられたが…

何なんだよ今の爆発力は…」



フィリップ『メモリの正体が読めた… “アルコール”だ』


翔太郎「アルコール? 酒のあれか」



フィリップ『奴のあの半透明のブヨブヨした

体の中の成分が、表皮からも滲み出ていたんだろう、

それが僕たちに付着し、敵の熱戦で爆発した、

アルコールは、可燃性が高いからね』




ボォー!




翔太郎「だったら逆によう、

こっちがぶん殴りゃ、相手も燃えるって事だろうが!」




ガンッ!




ド「アァッ!」




ガンッ!




ド「アァッ!」




ボォーッ!




ド「あぁ〜 いぃ〜! あぁ〜!」




ビー… ドゥー!




翔太郎「っ! グハッ!」




ドンッ!




翔太郎「っ… 何なんだよこいつ、

さっきからずっとだが…

こっちがどんなに攻撃しても効いてる感じがしねぇぞ!

今だって! あんなに全身燃えてんのにっ!」



フィリップ『…翔太郎、

君は酔っ払いと喧嘩した事はないか?』



翔太郎「えっ? んなもん仕事がら年中だぜ」



フィリップ『あれはタチが悪いだろう?

酔って全身に回ったアルコール分のせいで、

痛覚がマヒしているからね、

怪我をしようがお構いなしに暴れまわる…』



翔太郎「まさかっ、あのドーパントっ、

痛みを感じねぇのか?!」



ド「あぁ〜気持ちい〜!」


翔太郎「ちょっと厄介すぎねぇかそれ」


フィリップ『あぁ… 強敵だ…』


ド「うぅ〜 うぅふふ〜っ!」




バァン!




翔太郎「っ!」




奴が強く地面を叩いて大量の雪が舞い

収まって前を見ると…




奴の姿はなかった…




翔太郎「逃げやがったか…?」



フィリップ「この足跡1つない

雪原の向こうに逃げたとも思えない…

つまり… 殺人鬼のドーパントは…

この屋敷の中にいる誰かだ!」





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らんらん(プロフ) - 仮面ライダーWの方からずっと見させていただきました!とっても面白くて。それに本編のストーリーに夢主を入れ込ませるのがすごく上手でとっても尊敬します!ゆっくりでいいので更新楽しみにしています (12月30日 16時) (レス) @page43 id: 266036294d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nanami | 作成日時:2023年6月18日 3時

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