W6 ページ6
・
翔太郎Side
俺はときめと喧嘩していた相棒を
ガレージに連れていき
今回の依頼内容を話した
翔太郎「って事で、記念イベントの間、
風祭メグの警護に張り付くことになった…
…って聞いてるか？ 相棒」
フィリップ「聞いてるとも」
翔太郎「なぁ… 機嫌直してくれよ…
ときめには俺から言い聞かせておくからさぁ、
あいつは… 自分の過去がわからない…
イラつく事もあるんだろう…
ある程度は大目に見てやってくれ」
フィリップ「わかっているさ、
僕もかつてはそうだったからね、
ただ彼女は… 無遠慮で相手の気持ちを読めず、
言動が常に高圧的だ、
ちょっと彼女と会話の波長が合わなかった、
ただそれだけだよ」
ただそれだけってわりに文句が多いな…
翔太郎「じゃぁ、俺はときめと現場に向かう、
もしもって時は頼むぜ」
それだけ言って俺はときめを連れて
現場に向かいながら依頼の内容を話したが…
翔太郎「お前も、あんまりカリカリすんなって、
そのうちフィリップとすぐ馴染むよ」
ときめ「どうだか！
あんまり波長が合う日が来るとは思えない！
あの子毒舌だし！ 空気読まないし！
なんか上から目線だし！」
ほぼ同じ事言ってる…
こいつら似た者同士かよ…
ときめ「そもそも！
翔太郎がちゃんと私にも連絡くれてれば！
口論になる事もなかったんだけど？！」
翔太郎「お、俺？！ 俺が悪いの？！」
その頃 会場の控室では…
森口「あわわわ… あぁ〜！
またお客さんいっぱい来ちゃってる〜！
マジP！ マジP！ マジPどこ行ったんだよぉ〜！
始まっちゃう〜！ マジP〜！
早く戻ってきてっすぅ〜！」
もな子ちゃんが取り乱していて…
ガヤガヤ！
会場は盛り上がっている中…
？「始まっちまうなぁ！ 血の祭りが！」
怪しい影も動いていた…
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 189人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：nanami | 作成日時：2023年4月24日 0時
