風都探偵2

W41 ページ41

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？Side




マーダー「くそっ… まだだ…

まだ俺のゲームは終わっちゃいねぇっ…」



？「それはどうだろうね…」


マーダー「っ？！ ば、バンドウ！」


万灯「…」


マーダー「俺を… 助けに来たのか…？！」



万灯「そうは言わない…

“助け”にではなく、“掃除”しに来た」



マーダー「えっ…」



万灯「ファングジョーカーの戦いを

見られたのは収穫だったが、残念ながらそこ止まり、

君はハイドープの入り口をウロウロするレベルの人間だ、

私たちの街には必要ない」



マーダー「なっ…」



万灯「そう考えると君を放置したままなのは

こっちの風都にも申し訳ない、

君は自分の実力のなさを棚に上げて

対戦相手を逆恨みし、腕を磨きなおすこともせず、

相手の命を奪うという復讐の道を選んだ、

控えめに言って… クズだよね？」



マーダー「あっ… あぁっ…」




オーロラ




オーロラ「クズは掃除する… エチケットだ…」


マーダー「や、やめろっ！ やめてくれっ！」



オーロラ「それはダメだな、

最初から君の運命は同志になるか、

消えるかの2つに1つだったんだ、

そうでなければこちらも、名乗りなどしない」




スゥ…




オーロラ「人生という君のゲームはここまでさ」




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