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ガチャッ!
フィリップ「あきちゃん!
この間の話! 検索してみて分かったよ!」
亜希子「どの話?」
フィリップ「男と男の間にある感情についてだが、
男性同士ても恋愛は可能なんだね!」
ブーッ!!!
翔太郎「は、はぁ?!」
フィリップ「君は知らないだろう? 翔太郎!
興味深いとは思はないかい?!」
翔太郎「亜希子! お前今度は
フィリップに何吹き込んだんだ?!」
亜希子「いやぁ〜! あれはっ!
その場の勢いっ! 物の例えってやつでっ!
なんていうかぁ〜!」
フィリップ「興味深い! 実に興味深い!
知らなかっただろう翔太郎!」
翔太郎「あぁ亜希子! 亜希子!
なんか別の興味を! 早くっ!」
亜希子「えぇ?! なんか? なんか!
あぁ! 南海ラピート! なんかどうよ!」
フィリップ「南海ラピート? それは何だい?」
ガヤガヤ!…
ときめ「ほんと、変わった子だよね、フィリップって…
だから七海ちゃんはしっかりしてるのかしら」
七海「育った環境が違うからですよ、
私は鳴海さんに育てられましたが、
フィリ兄は言われるままに過ごして
何の興味を持たせてもらえなかったので、
鳴海探偵事務所に来て好奇心が爆発しているんです」
ときめ「そう… ねぇ気づいてる?
七海ちゃん、フィリップの事たまに
“お兄ちゃん”って呼んでるわよ」
七海「えっ?」
ときめ「七海ちゃんも、妹なのね」
七海「っ////」
なんて俺たちがフィリップの興味に困っていた時…
ときめと七海はまた仲を深めていた…
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作者名:nanami | 作成日時:2023年4月24日 0時