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その後 事務所に戻り…
翔太郎「…」
フィリップ「…」
七海「…」
亜希子「フンッ！」
バッドショットとスタッグフォンが
布を広げて部屋を仕切り…
その前にスリッパを持って
仁王立ちしている亜希子…
『男子禁制』『入るべからず』
なんてスリッパいつ作ったんだよ…
しばらくすると布の端から
新しい服に着替えたときめが出てきて…
ときめ「お待たせ…///」
七海「ぅわ〜！ ときめさん綺麗！」
亜希子「いいねいいね！ ピッタリ！」
ときめ「でもいいの？ 新しい服なんて」
翔太郎「助手にボロボロの服を
着せとく訳にいかねぇだろう、
この町1番の探偵のカッコが付かねぇ」
亜希子「後でお礼は言っといて！
翔太郎君が選んでくれたんだから、
ホント！ サイズまでピッタリ！」
翔太郎「亜希子！ 言うなっつったろう！」
ピキッ！
翔太郎「ぁ痛い痛い痛い…」
七海「ちょっと翔ちゃんっ！」
亜希子「もう〜 まだ無理しちゃダメでしょう〜」
翔太郎「お前が余計な事を言うからっ！」
亜希子「はいはい、いいから大人しくしてなさ〜い」
ときめ「ありがとう、翔太郎」
翔太郎「お、おぅ」
ときめ？「ありがとう、翔太郎」
翔太郎「あ？」
翔太郎？「お、おぅ」
フロッグポットっ！
いつの間に俺の頭の上に…
フロッグ「ありがとう、翔太郎(ときめ)
お、おぅ(翔太郎)」
ときめ「この声…」
翔太郎「だから人の会話を再生するんじゃねぇっての！」
亜希子「おぉ〜！ 照れてる照れてる！」
俺から逃げたフロッグをはじめ
メモリガジェットたちがときめの前に集まり
ガシャガシャ！…
ときめ「歓迎してくれてるの…？」
ガシャガシャ！
ときめ「ありがとう、えぇっと…
フロッグポット… スタッグフォン…
スパイダーショック… デンデンセンサー…
バットショット！」
ガシャガシャ！
ときめから手帳を見ながらではあるが
名前を呼ばれて嬉しかったのか
バットショットが俺のところに来て…
翔太郎「ん？」
カシャカシャ！…
翔太郎「眩しいっ！ やめろっ！」
俺に向かってフラッシュを焚きやがった
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作者名：nanami | 作成日時：2023年4月24日 0時
