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W30 ページ30






ド「クソォッ!」


フィリップ「ハァッ…」




ショルダーファング




フィリップ「フゥッ!」




ガッ!




ド「くぅっ…」




ショルダーファングを

奴は針で防いできたがかまわず押し通しっ




ガリッ!




ド「うっ!」


フィリップ「ハァッ!」




ダッ!




ド「がぁっ!」




針を砕いて蹴りつけた




ドンッ!




フィリップ「ハァッ… ハァッ… ハァッ…」



翔太郎『クールダウンしろよ相棒…

久々にファングの荒っぽさに吞まれかかってるぞ…』



フィリップ「あぁ… 下劣な相手なのでつい気が立った…

だが君と1つになっていれば大丈夫だ… 翔太郎…」



翔太郎『ちょっと加減してやんなぁ、

強いのはゲームの中だけらしいぜ? このトンボの坊や』



ド「んだとぉ?! ざけんな!

俺の神業に手も足も出なかったくせによぉ!」




ビィー!…




来たか…




七海「何これっ… 体が重いっ…」



フィリップ「問題ない、

ファングジョーカーの機動力はWの変身の中で最高、

しかも、奴の能力は検索済みだ!」




僕はショルダーファングの刃を取って奴の方に投げ




ド「どこ投げてんだぁ?! このボケがぁ!」


翔太郎『クソッ… 動けねぇっ…』



ド「少々素早くなったところで、

これを避けきれねぇだろう! ハチの巣になれぇっ!」



フィリップ「確かにっ!

君はっ… 強力なドーパントだっ…」



ド「あぁ?」



フィリップ「僕たちの予想を超える新たに能力に…

次々と覚醒する… まったく興味深いよ…

だが、攻撃方面ばかりに目が向いているところが弱点だ」



ド「なん… だとぉ…?」



フィリップ「それだけ巨大な複眼だ、

有効に使えば全方位を見渡せるはずだ…

だが君は人間の時の癖で、正面しか、

倒すべき相手しか見ていない、それが、敗因となった」



ド「何の話をしてんだよ… お前はぁっ!」



フィリップ「つまり! 後ろが見えていれば、

僕の戦略に気づいただろう… っという事さ…

さっき投げたショルダーファングが…

どこを狙っていたかをねぇ!」



ド「あぁ?」




奴が振り向いた瞬間…




ド「なぁっ!」




ズバッ!




ド「アァーッ!!!」




ショルダーファングが

奴の身体の側面を切った…




フィリップ「ちなみに君を褒めたのは… 時間稼ぎだ」



翔太郎『なるほどぉ、戻って来るブーメランが

攻撃の本命だったわけだ、 …お?』





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作者名:nanami | 作成日時:2023年4月24日 0時

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