W14 ページ14
・
〜〜〜〜〜
七海『私… 翔ちゃんを見てる…
もしかしたら無茶しちゃうかもしれないし…
それに… ときめさんの方がきっと…
フィリ兄の力になれると思う…』
〜〜〜〜〜
ときめが来てからななは1歩引くようになった…
あれほど‟力になりたい”と言ってくれていたのに…
照井「…どうかしたか?」
フィリップ「…何でもない、照井竜、
森口もな子の証言で容疑者が絞られた、
僕に協力して逮捕してくれないか?」
照井「よかろう」
フィリップ「あきちゃんは刑事たちと一緒に、
彼女のそばにいてやってほしい、何かあったら連絡を」
亜希子「うん」
ときめ「私はっ? 私は何をすればいいの?」
フィリップ「君は何もするな」
ときめ「っ?!」
フィリップ「そもそも翔太郎が大けがを負ったのは、
君のうかつな行動のせいだと忘れたのか?
僕に助手は必要ない、
ましてや、君のような不完全な助手など」
亜希子「ちょ、ちょっとフィリップ君」
ときめ「自分がいつも完全って
体なんだよね… あんたは…」
フィリップ「何?」
ときめ「あんたが本当に言うほど完璧なら、
もっと簡単に勝ててたんじゃないの?
あのドーパントに」
亜希子「ちょ、ときめちゃんまで」
フィリップ「確かに、あのメモリの能力は、
まだ完全に把握できていない…
だが君に言われる筋合いはっ」
照井「やめないか2人とも、病院だぞ」
「「「…」」」
フィリップ「…照井竜、行こう」
照井「あぁ…」
ときめ「っ…」
・
189人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:nanami | 作成日時:2023年4月24日 0時