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フィリップSide
小泉「もな子ちゃん!」
森口「んっ…」
亜希子「よかった〜 気が付いて!」
森口「みんな… あれ? マジPは…?」
小泉「今は仕事に戻ったわ」
フィリップ「森口もな子、少しいいかな?」
森口「だ、誰っ?」
フィリップ「僕はフィリップ、
鳴海探偵事務所のもう1人の探偵だ、
依頼は僕が変わって引き継ぐ」
森口「えっ? あのキザ探偵は?」
フィリップ「君を守って負傷した…」
森口「えぇ…」
フィリップ「まず君の安全を守る事が1番だ、
犯人を絞り込む為 少しだけ話が聞きたい、
メガネウラの奴は、なぜモンラドのアイドル、
風祭メグの命を狙うのか… そして、
なぜあのステージにあのタイミングで現れたのか…」
森口「犯人なら… あたいわかったっすよ…」
フィリップ「え?」
亜希子「えぇ?」
〜〜〜〜〜
『さぁ俺の剣をしゃぶりな!』
〜〜〜〜〜
森口「あの口癖… ゲーマーっす、
確か“マーダー”とか呼ばれてた…」
フィリップ「“マーダー”…? “殺人者”だって?」
森口もな子から話を聞きいて
病室を出てときめ、照井竜と合流し…
照井「フィリップ、事件の大筋は聞いた、
警察に通報しなかった理由も所長から聞いた」
ときめ「え、所長…って呼んでるの? 奥さんを?」
亜希子「そう! ずっとなのよーこの人!」
照井「結婚する前からの癖だ、
他の呼び方はピンと来ない、
公共の場で事件が起きた以上、
我々も動かざるを得ん」
フィリップ「わかっている、
むしろ警察で彼女を護衛してほしい、
犯人もメグの正体が彼女とは知らないはずだ、
なるべく目立たないように」
照井「わかった… 左の具合はどうだ?」
フィリップ「君も知っているだろうが、
ガイアメモリの能力で受けた傷は
普通の治療が効かない、
メルの力を信じて自然治療を待つしかないから、
今は事務所で安静にしている、
ほぼ意識がない状態が続いているが…
ななが見ているから心配はない…」
本当はメルだけ残して…
ななも来てほしかったのだが…
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作者名:nanami | 作成日時:2023年4月24日 0時