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W38 ページ38






そのままときめとガレージに戻ると




亜希子「うん、私 言ってない」


翔太郎「どっ、どっ、どういう事なんだよ亜希子!」



亜希子「いやーごめんごめん、翔太郎君だけ

なんかポコッと言うのを忘れちゃってたみたいで」



翔太郎「フツー忘れるか?!

1番言わなきゃいけない相手だろう?!

そもそもなんでときめを

俺の助手にしようなんて思ったんだ?」



亜希子「ときめちゃん、竜くんが

超常犯罪特例処置で一時保釈にしてくれたのよ、

もちろん彼女の持ってた

メモリの正体を突き止めるためだけど、

で、記憶もない事だし、いっそ私の預かりにして、

鳴海探偵事務所を手伝ってもらうのが

1番なんじゃないかって言われてぇ、

ま、保護観察処分みたいなものかなぁ」



翔太郎「照井の野郎… 余計な事を…」



亜希子「でも彼女のメモリを分析できるのも

フィリップ君だけだし、ちょうどいいじゃん」



フィリップ「僕にも特に異存はない、

何より僕とななもかつては記憶を失って

この事務所にかくまわれていた人間だしね」



ときめ「へぇ、そうなんだ」



フィリップ「彼女が自分の過去の謎を

解き明かしていくつもりなら

ここにいるのがベルトだと思う」



翔太郎「うっ… し、しかしだなぁ…」



ときめ「それにほら! 私だっていつ愛しのダーリンとの

ベビーを授かるか分かんないわけだしぃ!

君たちを助けられる所員が増えるのはいい事じゃん!

産休でもサンキュー! ってなもんや!」



フィリップ「っ!」



亜希子「で、とりあえず! うちには探偵2人いるけど、

フィリップ君には七海ちゃんがいるし、

外回りの多い翔太郎くんの助手って事で!」



翔太郎「お、お前なぁ…」


ときめ「翔太郎は嫌なの?」


翔太郎「えっ?」


ときめ「翔太郎が嫌なら、やめるけど…」



翔太郎「いや、それでお前の過去が捜せるなら、

力になってやりてぇけど…」



ときめ「だったら決まりだね、

私はあんたを手伝う、ずっとあんたにへばりついて、

いつか自分の過去も捜し出す、

その時きっと、私の飢えは消える」



翔太郎「ときめ…」



亜希子「はぁい! じゃぁ決定!

後よろしくね、ときめちゃん」




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ぱん丸(プロフ) - 更新お疲れ様です(^^)とても楽しみにしていたので嬉しいです(^^)これからもお仕事大変かと思いますが更新頑張ってください(*^^*) (2023年4月16日 20時) (レス) @page41 id: 736944f0e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nanami | 作成日時:2023年3月28日 0時

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