検索窓
今日:7 hit、昨日:17 hit、合計:7,782 hit

W33 ページ33






翌日、俺は忠太さんを事務所に呼び…




ガチャ…




忠太「っ…」



翔太郎「忠太さん、

ご依頼の件、すべて解決しましたよ」



忠太「はい… 所長さんから聞きました…」


亜希子「まぁこちらへどーぞ」



翔太郎「結論から言うと、

ときめはドーパントではなかった、

殺人鬼は別にいて逮捕されたよ」



フィリップ「とはいえ、彼女も窃盗犯には違いない。

自分の気持ちを伝えたいという、

君の願いは叶いそうにない」



忠太「じゃぁ彼女も警察に…

そうですか… 残念です… で、あの…

気になってたんですが、それって… 僕のカバンじゃ…」



翔太郎「おーっとそうだった、

ときめから取り返したんだっけ、

中身確認してもらえるかな?

金は使ってしまったと言っていたよな」




そういいながらカバンを忠太さんに渡し




忠太「えぇ、でも中身よりも…

この思い出のカバンだけでも戻ってくれれば…」




忠太さんが中身を確認すると…




忠太「っ…?」




必死に底の方を探っていた…




翔太郎「どうした忠太さん、

何か金以外に無くなってる物があるのか?」



忠太「ぃいえ、そういうわけでは…」



翔太郎「例えばそうだなぁ…

カバンの底が二重になっていて

その中に隠した物がない… とか…」



忠太「っ?! な、何の話です…? 翔太郎さっ」



翔太郎「今回の事件にはもう1人…

大きな罪を抱えた犯罪者が隠れている…

坪崎忠太さん、それがあんただ!」



忠太「ば、バカなっ… この僕が何をっ…?」




俺は内ポケットに入れていたメモリを出し…




トードストール!




ボタンを押すと忠太さんの腕にコネクターが現れた…




忠太「っ! ぅあー!!」




忠太さんがそれを隠すように座り込み




翔太郎「こいつは先に抜いといた、

あんたのメモリに間違いないようだな」



?「その人も… ドーパント…?」



忠太「っ?! な、なんで彼女がここに?!」



フィリップ「誰も彼女を

“もう警察に突き出した”とは言っていない、

事件の全貌を見極める為に少し時間をもらったのさ」



翔太郎「あれはガイアメモリを

身体に刺す為のスロットだ、起動スイッチを押すと、

その該当メモリの使用者に浮かび上がる、

彼がこのメモリを使った事があるという動かぬ証拠なんだよ」




するとときめは不思議そうに

忠太さんの腕のコネクターを見てた…





W34→←W32



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
196人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぱん丸(プロフ) - 更新お疲れ様です(^^)とても楽しみにしていたので嬉しいです(^^)これからもお仕事大変かと思いますが更新頑張ってください(*^^*) (2023年4月16日 20時) (レス) @page41 id: 736944f0e6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:nanami | 作成日時:2023年3月28日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。