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翔太郎「こりゃどういう事なんだ？ 立川さん」
立川「見て分からんか？
殺人鬼の魔女を討ち取るんだ、社会貢献ってやつさ」
翔太郎「ほう、でもなぁ、
もし俺が悪党なら人前でズラリと
銃を並べたりはしないぜ、
不法所持を見せびらかすようなもんだ」
立川「心配すんな、この場のすべてを片付けるから、
誰もそれを知る事はない… 俺の部下を殺した魔女も、
ウロチョロしてた三流探偵も、そのカバンも…
み〜んな綺麗に始末しといてやるから安心しな」
翔太郎「っ！ …あっそ、
人は見かけによらない事も多いが、
…外見通りのド悪党だったわけだな、あんたは」
立川「サブ… 殺れ」
カチャッ…
翔太郎「お〜っと待った、
俺と彼女を殺しても、事件は終わらんぜ」
立川「なんだと？」
翔太郎「あんたの話にゃ、決定的な間違いがある、
俺が三流探偵ってぇのは我慢してやるとして…
あんたの部下を殺したのは… この女じゃない…」
俺はときめの手を取って立川にメモリを見せた
立川「っ？！」
翔太郎「彼女のメモリは破損している
これじゃ正常に作動しないはずだ、
つまり、裏世界を作り出す
ロードのメモリの持ち主は他にいるという事だ、
彼女はそいつの動きを感知し、
利用していただけのただの追い剝ぎさ」
立川「わけがわからねぇ… 何の話をしてやがる…」
翔太郎「つまりだ、犯人は他にいるんだよ、
T字路の魔女が現れる以前からあんたのビル付近を
ロードは出入り口にしていたって事だからな、
そして、さっきときめがそいつの接近を感じた時…
あんたたちが現れた… すなわち！
真犯人… 本当の殺人鬼はこの中にいるという事だ！」
ザワザワ…
立川「つまらんハッタリを… サブ、早く殺れ！」
ガタガタ…
立川「何してやがるサブ！ とっととっ」
ガンッ！ ドサッ！
立川「グハッ！」
舎弟「しゃ、社長！」
あいつか…
サブ「腹が… 腹が減ったよぉ… ハァ…
我慢して暮らしてるこっちの身にもなれってんだよ…
ハァ… このクソ社長が… ハァ…」
立川「サ… サブ…？」
サブ「こんな社会のクズみたいな連中の溜まり場だ…
身内を食ってりゃ騒ぎになるまいと思ったが…
意外と早く警察沙汰になりやがった…」
翔太郎「そうか… お前が…」
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ぱん丸(プロフ) - 更新お疲れ様です(^^)とても楽しみにしていたので嬉しいです(^^)これからもお仕事大変かと思いますが更新頑張ってください(*^^*) (2023年4月16日 20時) (
レス) @page41 id: 736944f0e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nanami | 作成日時：2023年3月28日 0時
