風都探偵1

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W23 ページ23

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フィリップ「はっきり言おう、

君はときめに対して、個人的に好感を抱き始めている」

亜希子「うっそぉ～！私聞いてない！」

フィリップ「君の恋愛に対してとやかく言うつもりはないが、

状況はあまりにも危険だ、ロードが飢えて

人を食っているのは奴の言葉からしても明らかだし、

ときめがドーパントなのもほぼ間違いない、

宙に浮き、空間に消える、

ガイアメモリの重度使用者の中には、

変身前にも特殊な能力を発揮するものがいる、

彼女もその類いのはずだ…」

こいつっ…

フィリップ「危険な独断行動は容認できない、

これは君自身の安全のためだ」

翔太郎「フッ、たくっ…

年下のくせになんでいつもオカン目線なんだかなぁ…」

フィリップ「…オカン？」

翔太郎「お前の言う事… 全部正しいよフィリップ…

頭ではわかってんだ… だが… 時よりっ… 呑み込めねぇ！」

ダンッ！

俺はWドライバーを机に置き

フィリップ「落ち着くんだ翔太郎、

僕の協力なしにドーパントとは戦えないっ」

亜希子「ちょっと、待ってよ翔太郎君！」

ブゥン！

亜希子「もう！子供かー！」

バイクに乗ってガレージを出て

ときめがいる場所に向かった

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