治に彼女を聞いてみた【HQ】

角名から聞かされた ページ1

俺らはいつも通り
サムの席に集まり飯を食っとった。



治「トイレ行ってくるわ」








サムが席を立ち、
賑わう廊下に消えていく


侑「飯食う前に行けや！」




なぁ！と話を振ると



あ、そういえば…、と角名が喋り始めた






角名「クラスの女子が
言ってたんだけど…









治、彼女いるらしいよ」









侑銀「「……え？」」




角名から出た言葉に思わず



箸が止まった、

呼吸が止まった、

瞬きを忘れた。








侑「…はぁ！？


そんなんありえん！！」






銀島「…まぁ、性格は悪いわけやないし、

もちろん顔も整っとるしなぁ…」



顔は一緒やから整っとることは間違いない




角名「まぁーいてもおかしくないよね」



侑「年中、食うことばっか考えてる奴やで！？

俺に出来ない彼女ができると思うか！？」




思う、と声を合わせて言う2人




侑「なんでやねん！

あいつか！？あいつやろ！サムの彼女！」



教室を見渡して雰囲気美人な奴を見つける
俺が知らんなら同じクラスの女やろ！


銀島「ちょ！指差すな！」

侑「どこのどいつやねん！

どーせ、美人な雰囲気出しといて
ブスなんやろ、後ろ姿美人やわどーせ！」



　
　


角名「めっちゃ可愛かったりして」



それだけは絶対に許さん

侑「許さん！

絶対に見つけてやる！
こうなったら俺らでサムに事情聴取や！！」



なんとしてでも見つけて冷やかしてやる、
あわよくばバラバラにしてやるわ！

俺におらんのにあいつにできるなんてありえへん！








角名「いるって確定してわけじゃないけどね」

銀島「あ、確かにw」

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