禁句＊霧野蘭丸 ページ7
授業が終わってサッカー棟へ直行した。
「おはようございまーす。」
そこにはまだ二年の数名しかいなかった。他のマネージャーもまだみたいだ。
葵ちゃんたちが来るまでの間...って思って、神童と戦術の話をしている、霧野の近くに腰を下ろす。
することもないので、二人の会話に耳を傾ける。
私の彼氏は、校内で一二を争う美形だ。
こうやって至近距離で眺めていると、顔の良いところを無限に挙げられる。
まつ毛が長すぎる。
二重綺麗すぎる。
鼻筋も整いすぎ。
脳内で褒めまくる。
いやいや美形すぎだろって。
冗談抜きで、そこらへんの女子より全然、
「かわいい。」
自分の声に焦って下を向く。
霧野がこっちを向いたのが分かった。
神童が「ふっ。」と笑ったのが聞こえた。
しまった。声に出してしまった。
かわいいなんて、禁句の中の禁句なのに。
ヤバイ。怒られる。
ここまでの思考が0.3秒。
どうにか良い言い訳がないかと、下を向いたまま思考を巡らせる。
「かわいいのはお前だろ。」
え？
バッと顔を上げると、ありえないくらい優しい表情をしていて。
霧野は微笑んで、私の頭をポンと軽く撫でた。
「っ。」
まさかそんな反応されると思わなくて、心臓が急激に加速する。
「ちゅーか、Aと霧野イチャついてんの？」
「ついてない！」
遠くからの浜野の冷やかしに、大げさに反応してしまう。
「真っ赤じゃん。お前。」
倉間がにやにや笑っている。
「違うし！」
「霧野が一枚上手だったな。」
神童はそう言って笑った。
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吉良 彩愛(ｱﾔﾒ) - シチュエーションは買い物デートでお願いします！ (2019年11月19日 1時) (
レス) id: 1fa478ff79 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーすけ(プロフ) - 吉良 彩愛(ｱﾔﾒ)さん» 返信が遅れてすみません。リクエストありがとうございます！詳細なシチュエーションなどの指定があれば助かります！ (2019年11月17日 16時) (レス) id: d12c541ec5 (このIDを非表示/違反報告)
吉良 彩愛(ｱﾔﾒ) - リクエストいいでしょうか？リクエストで、リ・ハオ君でお願いします！ (2019年11月13日 22時) (レス) id: 1fa478ff79 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーすけ(プロフ) - ふうふうさん» リクエストありがとうございます。時間がかかってしまいますが、必ず書きます。 (2019年10月21日 21時) (レス) id: d12c541ec5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーすけ(プロフ) - 美紅さん» すみません。諸事情により原作を見返すことができない状況になってしまったので、リク頂いた話は書けそうにないです。申し訳ないです。 (2019年10月21日 15時) (レス) id: d12c541ec5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴーすけ | 作成日時：2019年9月22日 2時
