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『…ヴッ……グゥッ……』









右の脇腹に感じる痛みと圧迫感。

ボタボタ、と床に何かが垂れる音。














『ッこの…ッ!!!』













肘打ちで男の鳩尾を攻撃する。
頭が少し下がった所を蹴り飛ばした。













ナイフは脇腹に刺さったまま。
抜けば血が流れて大量出血になりかねないのでそのままにしておいた。


















「失礼しまーす。」

「な、何だテメェ…!!!」



















知ってる声が、教室に響く。
このダラけた声なのに、安心するのはまだ過去を捨てきれていない。


















「大丈夫?A。」

『何とかな…。ちょっと、代わってくれないか…










……マイキー。』


「ウン。勿論。後でケンちん達も来るって。」

『そうか、その前に終わりそうだけど…。まあ、殺すなよ。』


















壁に寄り掛かり、生徒に支えながら椅子に座る。
生徒も心配そうに見守りながらマイキーは総長の前に立った。


















「学校を襲撃するなんて、今の不良は地に落ちたね。」

「ああ"?」


















ドゴッ

















マイキーは得意の蹴りを総長に食らわせ、一発KO。
















『流石、総長(マイキー)。』

「お前らの総長は伸した!!!まだ暴れ足りないんなら掛かってこい!!!」































男達は足早に教室から出て行った。
その際、奴等の総長も連れて行けと言ったら怯えながらも連れて行った。

























『…っていや、奴等逃しても良かったのか!?警察呼んだんだぞ…!!?』

「大丈夫だよ。俺が来た時後ろにいたからもう学校を包囲してるって。」






















窓の外を見れば、レッドウルフ達が警察に拘束されているのが見えた。




















『あー、いてぇなぁ…。』

「そ、そうだ!救急車…!!!」

「外に救急車あるけど、それ呼べないかな…!!?」





















生徒達が窓を開けて救急隊員に必死に呼び掛ける。
その声に気づいた警察官が救急隊員を呼んでくれた。



















「怪我人はどちらに…!」

「あ!此方です!!!」
















生徒が救急隊員を案内し、Aは担架に乗せられた。
何事かと他のクラスの生徒が出て来てAの惨状を見て口元を押さえた生徒もいた。




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mzhama(プロフ) - こんにちははじめまして。コナンとのクロスオーバーめちゃ楽しいです。更新楽しみにしております!頑張って下さいね。お気に入り登録させてもらいました。 (2022年11月15日 14時) (レス) @page32 id: ef4e2691e4 (このIDを非表示/違反報告)
みるくここあ星人 - 好きな東リべとコナン!神作だ!これからも頑張ってください! (2022年8月17日 15時) (レス) @page6 id: b9590ea390 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:liquor | 作成日時:2022年7月19日 22時

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