6・深紅の花嫁"朔間零・朔間凛月" ページ24
モブ若干出てきます
夢主も朔間兄弟も成人してる
もしかしたらちょい流血あるかも…？
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
今日は私の結婚式。
晴れやかな太陽が輝く日、まるでそのためだけに生まれてきたかのような幸せを、一度だけ、でも心から受け取ることが出来る日。
既に指輪交換などは済ませていて、今はちょうど披露宴だ。
堅苦しい挨拶が終わった途端、知り合いは席を立って私たちの元へお祝いの挨拶に来る。
誰もがみんな、幸せそうな顔をして、おめでとうと声をかけてくれて、
それこそ、まるで夢みたいな。
次々笑顔でありがとうございます！と答えていくうちに列はどんどん減り、あんまり知らない遠方に住む従兄弟がやってきた。
「…すごい、格好いい」
新婦の私でも思わず声を漏らしてしまうほど、その二人は狂おしい程に美しかった。
「嬢ちゃん、我輩は朔間零じゃ。幼い頃会ったことがあるんじゃが、覚えておるかえ？」
我輩？なんかすごい人が来たな？
というか、こんな人親戚にいただろうか。こんなに顔が整っていたら、覚えていると思うんだけど。
「あーもう兄者、Aを困らせないでよ…あ、俺は朔間凛月ね。覚えてないでしょ？」
「え…っと、すみません、覚えてないです…。」
「ふむ…残念だのう？」
本当に残念そうに肩を落とす零さんに、なんだか申し訳なくなってしまう。
「まあひとまず、我輩も遠い血縁とはいえこの式に招かれた身じゃし…再会の挨拶よりも祝うべきじゃな、おめでとう」
「おめでと〜♪」
「あ、ありがとうございます」
なんだか展開が早すぎて、頭がついて行けそうにない。
というよりも、彼らが親戚だということが未だに信じられない。
「そんなに固くならなくていいよ、また後で絶対に会うんだから。」
「再会の喜びは、その時にゆっくりと噛み締めようぞ♪
なに、我輩達がお主に捧げる時間は狂うほどたくさんあるんじゃから。焦らずとも良い、いずれ愛し合う仲じゃ。では、失礼するぞい？」
あ、愛し合う？出会った人みんな愛してるよ的な、博愛主義の人だろうか？
新婦にいう台詞では、無いような気もするけれど。
「大丈夫？どうかしたの？」
「ううん、何でもない。続けよ？」
心配してくれる彼の気持ちは有難いけど、もしあの二人が仮に…仮にだよ？
私のことを好きだとして、本当に愛し合えると思ってる…変な人だったら？
そしたら、彼に迷惑はかけられない。これは私の問題だ。
…どうかそんなことが、無いといいけど。
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愛が止まらない人(プロフ) - 文学兎(三代目アカ)さん» コメントありがとうございます！書いていらしたんですか…是非見てみたいです。需要があると言って頂けて嬉しいです！時間が出来次第、作ってみようと思います！ (2019年8月23日 8時) (
レス) id: 9082f6abc2 (このIDを非表示/違反報告)
文学兎(三代目アカ) - 長文失礼いたしました。 (2019年8月22日 23時) (レス) id: 20bbbeb26f (このIDを非表示/違反報告)
文学兎(三代目アカ) - 愛が止まらない人さん» 初めまして、文学兎です！私は昔、文アルの○○してみたを書いて居ました。結果、反響は大きかった事を覚えています！需要は、とてもある事だと思いますので、貴方様の○○やってみたが私は見てみたいです。 (2019年8月22日 23時) (レス) id: 20bbbeb26f (このIDを非表示/違反報告)
愛が止まらない人(プロフ) - 零さん» こんばんは！(？)最高だなん言っていただいてありがとうございます！忍くんside頑張ります！ (2019年3月29日 9時) (レス) id: 9082f6abc2 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - こんばんは…(？)初めまして！小説、読ませていただきました！忍君…！( ☆∀☆)依存の蜜、最高でしたwできれば忍君sideを書いていただきたいです(´･ω･｀)無茶なこと言ってすみません(｀；ω；´) (2019年3月29日 3時) (レス) id: 87136d049a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛が止まらない人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2018年6月26日 21時
