2話 ページ2
大きな窓。日差しが部屋の隅々にいきわたる
広々とした空間。家族団欒がはかどるだろう
「どうでしょう、このお部屋は」
現在月桂は住宅を探していた。
盗聴器なし。逃走経路確保。
「はい、ここにします。子どもも住むので、広々としていていいですね」
「そうなんですか。息子さんですか娘さんですか？」
「あ、、、これから決めます」
「え!?」
家を決めると直ぐに、孤児院に向かう
インターホンを押すと酔っぱらた男性が出てきた
「一人子どもを引き取りたいのですが、、」
「ああ、勝手に入って連れてけばいいさ」
ここの孤児院、まともに世話してないな。壁がボロボロだし、子ども達の服だって、サイズの合ってない子もいる
「書類とかは、、」
「ああ、いらねえよ。好きにやってろ」
「じゃあ、読み書きができる子が良いのですが」
「あ、、じゃあ。イザナ！」
職員の呼びかけに睨み返して答えた銀髪と褐色の肌を併せ持った男の子
歳は六歳位か。丁度いいな
「、、、、なんだよ」
警戒心MAXで話しかけてくるイザナ君
それが正しい
「君を私の家族にしたい。ついて来てくれるだろうか」
「、、、、お前は家族を何だと思ってるんだ。そんな簡単に家族になれるわけないだろ。血が繋がってないんだから」
おっと、、この子何か人生達観してないか？
だが、こんな事で私は動揺などしない
「なるほど。私は本気で家族を探している。私は一緒の時間を過ごしていれば家族になれると思っている。家族とは、血の繋がりを指すものではないから」
イザナ君はハッとしたような顔をして
「じゃあ、お前が教えてくれんのかよ」
「ああ、勿論」
そうして私たちは家族になった
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デカプリン - 月宮莉夢さん» 応援ありがとうございます。広告が、、ｗナイスタイミングすぎてそれは笑っちゃいますね。私もスパイファミリーの広告でしたwwタイミング神かよw (2022年7月17日 1時) (
レス) id: bd79d3d246 (このIDを非表示/違反報告)
デカプリン - 七巳流さん» その通りでございますね。お返事遅れてしまいすみません (2022年7月17日 1時) (レス) id: bd79d3d246 (このIDを非表示/違反報告)
月宮莉夢 - この作品見てる時にスパイファミリーの広告入って来て笑っちゃいました、、ｗそれはともかく夢主ちゃんも蘭もイザナも全員神！素敵な家族だ、、更新頑張ってください！応援してます！ (2022年7月17日 0時) (レス) @page12 id: b5f61b261d (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - んー、そう言う解釈の人もいるのかな。笑顔で怒ってるってイメージあります。解釈は人それぞれ。 (2022年7月10日 19時) (レス) id: 910d5180ae (このIDを非表示/違反報告)
デカプリン - 蘭って怒ったら怖そう、、共感してくれる人いません？ (2022年7月10日 16時) (レス) id: bd79d3d246 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：デカプリン | 作成日時：2022年6月30日 0時
