君が居たから。4

出発 ページ7

出発まであと4時間


そろろろ空港に行かなければならない

飲み荒らした缶やらゴミなどを

肩幅の大きな男達が片付けている


なんかしみじみと…




内「なんかみなさん暗いっすよー」

坂「だって、昨日で最後なんですもん…」

内「せやけど…」


内海さん曰、もっと明るく最後過ごしたいらしい

でも、最後って言われると悲しくなる

子供たちは楽しそうやけど



努「山ちゃん、また来てな？」

山「うん、また来るよ」

塁「あべちゃーん、今度英語教えてあげるっ」

阿「おっ楽しみだなぁ」

貴「最後ぐらいちゃんとしなさい」

菅「いいじゃないですか最後ぐらい」


ねー？、って言って子供たちに逃げられる菅野……ドンマイ


能「なにしてん？」

貴「んーおばちゃんに電話してんやけど、出ないんよ…」

西「珍しいなぁ…寝たんか？」


それもあるか？

まぁ会えなくなる訳じゃないし大丈夫かっ




坂「Aー終わったよー」

貴「はーい」

鳥「こっちもしゅーりゅっ」

貴「ありがとっ」


部屋中のゴミ達が自分の居場所を見つけたかのように袋に収まっていた



阿「……よしっ、じゃあ最後しめるかっ」



どこのチームとか


若いとか


子供だとか関係なく



今日限りになるかもしれない



仲間とともに最後





阿「よーぉっ、」





パンっ









いってきます______________

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