第50話 ページ1
結局私は集合時間までバスの中にいた。
これからのことを考えて、気持ちの整理をしたかった。
御幸は班の人に「少し抜ける」とだけ言ってこちらに来たらしいので、ちょっとしてからみんなの元へ戻って行った。
「御幸と付き合うことになりました……。」
バスでホテルまで帰る際、唯と幸子、倉持とゾノの野球部メンバーに、御幸とのことをこっそり報告した。
ゾノは心底驚いていて、あとの三人は「やっとか」という反応だった。
今夜の夕食はホテルで食べる。
一旦自分たちの部屋へ買ったお土産などの荷物を置き、食事会場へと集まった。
御幸の方をみると、やっぱりあの子に話しかけられている。
(班ごとで食事だから仕方ないけど。)
御幸が時々私の方を見て「まだ大丈夫」と口パクで状況を伝えてくれるので、指示があるまで唯たちとお喋りしながらご飯を食べていた。
夏川「A、ホントに大丈夫?」
梅本「私たちも付いて行こうか?」
「大丈夫だよ。
これは女の戦い!助太刀無用!」
あらかた状況はバスの中で話したので、二人は私のことを心配してくれる。
「ちゃんと、言わなきゃいけないことがあるの。」
.
.
ご飯を食べ終わり、みんながぞろぞろと部屋へ戻って行く。
梅本「A、御幸が何か言ってる!」
「えっ!?」
『高島、来い。』
御幸の口が、そう言ってるように見えた。
そして御幸は、あの子と少し話してから二人で食事会場から出て行った。
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みかん(プロフ) - あおいさん» コメントありがとうございます!ドキドキしていただけて嬉しいです(*^ω^*)これからもよろしくお願いします! (2018年8月11日 16時) (レス) id: 8efec5e759 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - あおいさん» コメントありがとうございます!更新遅くなってしまってすみません!また続きを読んでいただけたら嬉しいです( ´ ▽ ` ) (2018年8月11日 16時) (レス) id: 8efec5e759 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 暁さん» コメントありがとうございます!とっても嬉しいです(^ ^) (2018年8月11日 16時) (レス) id: 8efec5e759 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 読んでとてもドキドキしたり胸がキュンってなります。続きが気になって仕方ないです! (2018年2月2日 11時) (レス) id: 590107ddb0 (このIDを非表示/違反報告)
マイマイ - あの・・・・更新されていないようですが・・・・私楽しみにしてるんです!お願いします、更新まってます。 (2016年5月5日 10時) (レス) id: 8274bfa5b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みかん | 作成日時:2016年1月11日 11時