バレー部の私は今日もまたキセキの世代に絡まれます

空の碧 ページ8

青峰side









だりぃー





今日も屋上で昼寝………………………









のはずだった








────────────ぅにゃっ！？






変な声と同時にズサーッッというものすごい音




誰か盛大に転けたな………？









ちらっと下を見てみると、屋上の入り口のところに涙目でぐずっている女がいた


貴「いった〜……
　 何でここタイルなの!?
　 この隙間、へこんでるとこ危ないじゃん!!」







ぶはっ





自分が転けたあたりのタイルに向かって怒っているその光景を見て、思わず吹き出した




貴「!!!? ??」





キョロキョロと周りを見渡す




貴「気のせいかな……？」


なんてあっさり納得


いや上見ろよ上!!







思わず突っ込む






このまま隠れとくのも悪くはないが
なんだかそのおかしな奴←
と喋りたくなった





青「よぉ」
貴「ぅわああああぁぁぁ!!!!」





すごい悲鳴だな笑笑




青「今日はいー天気だな」

なんとなく言ってみる
つかなんで天気の話!?アホか俺…


貴「そうですね！
　 私も空の碧がすごく好きで」


よくお昼はここに来るんです





そう付け足して
ニコッと笑った






化粧とか香水とかなんかで
飾り付けたのより


よっぽど綺麗な笑顔だった





黄瀬の周りにいるようなのが
イコール女だったから

ある意味新鮮かもな






ふっ………っと笑みが零れる





それをみたそいつは
一瞬驚いて、へらっと緩く笑った

お菓子な君→←誰なのだよ

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