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.....あれ....？
...反応が..ない....？
ゆっくりと抱きついた腕を緩めようとしたら、SHUTAの腕がわたしをギュッと包んだ...
ちょっと痛いくらいの力で引き寄せられて、今も鼻の頭は潰れちゃってる気もするけど、
それ以上にSHUTAの体が少し震えてるのが気になった...
「......SHUTA...？」
〔.....もう少しだけ...このままで居させて。〕
ボソッと聞こえてきたSHUTAの声
「...うん。」
そう答えて、わたしはそのままSHUTAのあったかい体温を感じながら目を閉じた...
〔A...。〕
少しして胸に響いたSHUTAの声
ゆっくりと体を離して顔を覗き込んだ
〔...ありがとう。〕
そう言ったSHUTAはすごく穏やかに笑ってくれた。
わたしはすぐに、「じゃー、ドーナツ食べよっか！」って笑って、
SHUTAは小さく優しく頷いてくれて
わたしはお皿にドーナツを取り分けて二人で口へと運んだ...
SHUTAはいつもと変わらない様にバクバクドーナツを食べてて、たまに「うまいな。」なんて言ってて、本当にいつもとおんなじ様に見える
けど
さっきわたしは気づいたんだ...
SHUTAの赤くなった目元
わたしはあまりにSHUTAに甘えすぎてたんだと思う...
その甘えがどれだけSHUTAを傷つけてしまったんだろう...
こんなになるまで我慢してくれてたSHUTA
涙を見せようとしないSHUTA
SHUTAは言葉にするのが苦手だから...
...あ。言葉...って...
「ねぇ、SHUTA。そういえば話、あるんだよね？」
ドーナツを口へと運ぶSHUTAに声をかけると、一瞬手が止まった。
〔...あー。...やっぱいい。〕
「なによ。なんか相談？」
〔んー。まぁ。〕
「聞くよ？」
〔いつかそんな日が来たら。〕
「そんな日？言いたくなる日ってこと？」
〔んー。まぁ来ないならそれはそれでいい。〕
「なにそれ。」
なんかちょっと神妙な面持ちっぽかったじゃん。
わたしくらいにはもっと話してくれてもいいのに。
「ねぇっ！！」
わたしのおっきな声にびっくりした様なSHUTAに
「なんでも話してよ！わたし真剣に相談乗るよ？！」
って真剣に言った。
そしたらテーブルのケータイを手に取ったSHUTAはわたしに向けて画面を差し出してきた。
カメラになっている画面に映るわたしの口の周りはチョコ泥棒の様だ...
「え？！なにこれ！ティッシュは？！」
焦るわたしを見ながらSHUTAは爆笑してて
なんか...なんかではあるけど
やっぱり少し安心したんだ...
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RJS(プロフ) - 葵さん» 葵さん☆ありがたいお言葉だらけで感動です。。本当に嬉し過ぎます...。そして更新お待ち下さってる事もすごくありがたいです☆これからも是非是非宜しくお願い致します！ありがとうございました♡ (9月26日 1時) (
レス) id: e276d5e18b (このIDを非表示/違反報告)
葵 - はぁ、最高です。こちらも読み始めてあっという間に追いついてしまいました。優しいが故にうまく交わらないこの胸がぎゅっと潰される感覚。言葉選びが好きすぎて景色や風、匂いがしてくるようです。ただ一言、ファンです。RJSさんのペース更新お待ちしてます^_^♡ (9月24日 13時) (レス) @page18 id: e59d00ee3d (このIDを非表示/違反報告)
RJS(プロフ) - 翔LOVEさん» 翔LOVEさん☆随分長らくお待たせしました、遅れて登場やっとして頂けました。笑 共感めちゃくちゃして頂けるのとてもとても嬉しいです！亀更新にもお付き合い下さりありがとうございます♡頑張ります☆ (9月11日 21時) (レス) id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
RJS(プロフ) - あきらさん» あきらさん☆いきなりの登場でビックリさせてしまってすいません！笑 ここまで来るの長かったですー！笑 この後もゆっくりですがしっかり更新していきますのでまだまだ宜しくお願いします♡いつも楽しみにして下さっていて励みになります！ありがとうございます☆ (9月11日 21時) (レス) id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
翔LOVE(プロフ) - 久々に登場！私も嬉しくて嬉しくて涙が(><)最高の登場の仕方でほんと素晴らしいです！！次の更新も楽しみにしています(*^^*) (9月11日 1時) (レス) @page11 id: 0c68322a6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RJS | 作成日時：2023年8月25日 8時
