第一話 ページ2
土方「待て青葉ァァァ!!!」
青葉「ギャあァァァ‼」
私は今土方さんと鬼ごっこ中です。何故かって?桂を見つけたので捕まえるために総悟バズーカを借りて打ちまくった。その結果建物は壊れ、桂を逃がしてしまったのだ。
土方「いいからさっさと止まれェェェェ‼」
青葉「刀持って追っかけてくる人がいるのに止まれるかァァァ‼てか、何で私だけェェ!?総悟も同罪だろうがァァァ‼」
沖田「そりゃ、心外でさァ。俺はバズーカを貸しただけでさァ。俺は一発も打ってやせんぜ?」
青葉「総悟テメェェェ!!!上司の責任は部下が負うもんだろォォォォォ‼」
沖田「俺はAさんを上司って思ったことなんて一度もありやせんぜ?ついでに土方も」
土方「ンだとゴルァァァ‼剣を抜けェェェ‼」
総悟の余計な一言により何とか土方さんから逃げることができた。このままサボろっかなとか思ったが何かの気分が乗らなかったのでやめた。
珍しくサボらずに見回りを終え屯所に戻った。冬になるととてつもなく寒い廊下をなんとかしたい。早く部屋にも戻ろうと足を早めた。のに…
土方「おい青葉」
青葉「ゲッ…土方さん…」
土方「今のゲッてなんだ。ゲッって。…まァいい。青葉、今日の桂逃がした件と壊した建物の分の始末書書いたのか?」
ヤベェ…すっかり忘れてた…「忘れちゃいましたテヘ♡」なんて言えないのでしらばっくれる事にした。
青葉「……なんのことでございますの?優秀な私には一切の覚えがありませんわ。オホホホ」
土方「…斬る」
青葉「すんません。今すぐ書きます」
始末書も書き終わり部屋でのんびりしていた。お腹が空いたのでご飯を食べようと食堂に向かおうとした。
沖田「お、Aさんじゃありやせんか。」
青葉「総悟…テメェ一生恨むかんな…」
沖田「オー怖い怖い。そういえば俺の分の始末書まで書いてくれてありがとうございやした〜」
青葉「…は?」
沖田「土方さんから始末書もらっただろィ?あの中に俺の分の始末書も混ぜておいたんでさァ」
やられた…確かに今思えばいつもより多かったかもしれない。優しい私は今度んまい棒エビマヨ味を買ってもらうことで我慢した。ああ、なんて優しいんだろう。総悟にもこの優しさを見習って欲しい。
なんて思ってたら何か蹴られた。
青葉「いで!?何で蹴るのさ!」
沖田「いや…何か腹が立ったんで」
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総兎(プロフ) - sora_kunさん» http://uranai.nosv.org/u.php/novel/souto783/こちらに学生版を作らせていただきました。まだ全然進んでいませんが… (2018年12月4日 0時) (レス) id: 503f6ab449 (このIDを非表示/違反報告)
総兎(プロフ) - sora_kunさん» 了解しました!今やってる新入隊士試験篇が終わり次第入りたいと思います。リクエストありがとうございます^^ (2018年12月2日 0時) (レス) id: 503f6ab449 (このIDを非表示/違反報告)
sora_kun(プロフ) - 学生編てきなのやってほしいっす! (2018年12月1日 23時) (レス) id: 3bbad9f784 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:総兎 | 作者ホームページ:https://www4.hp-ez.com/hp/takinosumika
作成日時:2018年12月1日 11時