2-4 対策点 ページ4
.
ブンッッ
「！？」
(下…？！)
握ったクナイは夜月のどこにも当たることなく空を切り、一方クナイの軌跡より下に潜り込んでいた夜月は拳をセノリの脇腹に叩きつけた
「ハッッ！！」
「ぐっ！」
突きにしては重い音に審判(また組手を見ていた子供たち数名)は歓声や驚きの声を出していた
さすがにこれは勝負ありかと見ている誰もが思うがセノリはただ一人笑みを浮かべた
「_____…なんて」
ボンッ
「(影分身か！)______ッ！！」
背後から現れたセノリに反応出来ずギリギリの所で交わしたが完璧に交わした訳ではない
左肩にスッパリと斬られた袖がその証拠だ
「写輪眼を使うから手加減はしないからな」
「望むところ！！」
セノリのいつもの黒い目はうちは一族特有の赤く三つ巴の紋になった瞳を素早い攻防の中で夜月は見た
このまま行けば負けると直感で感じた夜月はチャクラを放出しセノリに向かっていった
ーーーーーーーー
ーーーーー
ーー
「しょっ…勝者、夜月さん！！」
組手の結果は夜月の勝ちだった
だが荒く息をしていたのはお互いではなく夜月だけだった
「ゼェ…ゼェ…」
「はぁ…。写輪眼相手によくここまでいけたな」
「…強いて言えば…ギリギリだったがな…」
どちらか一方が背を地面につけたら負け、そういうルールの基でセノリは下からの夜月の不意打ちをかわせずに背を地面につけてしまったのだ
「嘘だろ…、夜月さんが押されてたなんて…」
夜月を尊敬しているハヤブサ始め、見に来ていた子達も夜月とセノリの実力をみて唖然とした
「正直…ゼェ…長時間…相手より速く…攻撃するのと…ゼェ…ゼェ…幻術を解くのに…時間をかけるから……そこを何とかしないと…」
息がまだ荒い夜月は周りの様子を気にすることなく顔を上げずに四つん這いになってる
セノリはその間に地面についた部分をはたいて立ち上がる
「まずはそこの克服と…あと筋力をつけろ」
相手の力を使ってとか軸でどうこうだったらいつか相手に対処されるぞ、と今まで見てきた夜月の戦い方からのアドバイスに夜月は分かったというだけだった
「…セノリ、また明日も頼んでいいか？」
「…いつでも来いよ」
ニッと口角を上げた笑みは、また楽しみが増えるなと顔に書いてるかのような物だった
「……」
別の場所から組手を見ていた1人がひっそりとその場から離れていったのは誰も知らない
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サメ?(プロフ) - 続きめっちゃ楽しみです！更新停止になってしまってますが、これからも頑張ってください！ (2022年6月14日 21時) (
レス) @page38 id: 9329097f20 (このIDを非表示/違反報告)
船長 - これからも更新頑張ってください (2018年2月26日 17時) (レス) id: 8b9f7d7cc1 (このIDを非表示/違反報告)
シオン - 華月sども(*´∀`)お久しぶりです 気づかぬ間にめっちゃ書いてますやん(((( 画面の向こうから応援してますよ！ 華月s頑張れー！ﾌﾚｯ⊂(`・ω・´)⊃ﾌﾚｯ (2016年1月10日 18時) (レス) id: 619d5fd377 (このIDを非表示/違反報告)
華月(プロフ) - わああ！！スミマセン！！打ち間違えましたァア！！( ；´Д｀) (2015年8月6日 18時) (レス) id: f42ef30e33 (このIDを非表示/違反報告)
華月(プロフ) - misyou.goさん» mid you.goさん、コメありがとうございます！！更新停止はないと思いますが…他の作品にも更新するので更新が不定期だったりします。これからもよろしくお願いします！（＾◇＾） (2015年8月6日 18時) (レス) id: f42ef30e33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華月 | 作成日時：2015年7月23日 20時
