8 提案 ページ9
柱間side
洞窟の中にいたのは黄色く光る瞳が印象的な奴だった
僅かに見開かれた瞳には驚きと絶望が入り混じったような、そんな瞳だった
柱間「…のぅ。」
声をかけた時、奴は左に装着しているホルスターから新しくクナイを取り出しいつでも攻撃できるよう体制を作ろうとした
だが足に力が入らないのか前方に倒れ、簡単に無防備になった
?「…っ!!」
柱間「お、おい!無理を「それ以上…近づくな!」ー!?((ゾクッ」
澄んだ声とは裏腹にギロリと睨む目にはさっきまでの目とは変わって殺意を込めていた
思わず背筋が凍るような恐怖に陥りかけたがマダラの荒げた声を聞いて恐怖がほぐれた
ガサガサッ
マダラ「柱間!そこに…!こいつ…。」
やっとここに辿り着いたらしいマダラが目の前にいる奴を見ると一瞬怒りを顔に出したが今の
状況に察知して驚愕の表情に変わった
?「……。」
暫くの沈黙ー
カラン……
そこを破ったのは黒ずくめが体を仰向けにした時の小石同士がこすれ合った音だった
柱間「!?ーお主、何の「好きにしろ」ーは?」
?「好きにしろと……言ってんだ。
そのクナイで突き刺したり…拳で顔を殴ったり蹴ったり…」
マダラ「な、何言ってんだお前!」
確かにいきなり仰向けに倒れて好きにしろと言われれば可笑しい行動といえばそうだ
ついさっきまでの戦闘の威勢は今や微塵も感じられなかったことを考えてみれば尚更のこと、
その時黒ずくめがまた口を開いた
?「…自分の隠れ場がばれた以上、今この場で仕留めたいところだが…今はこのザマだ。
体を動かしても…お前らに傷一つつける力も……最早ない。」
じっと顔を合わせるためか黄色い目を上に向けて決意したと言いたげな表情を見せた
マダラ「…で、どうする?」
思いつく案が出てこないマダラは柱間にふり出してみた
柱間「うーん……そうだのぅ…
ーならば…」
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華月(プロフ) - boss.さん» コメントありがとうございます!1話から読み返した時にコメントが来ていてちょっと吃驚しました(笑)一年越しの返信ですみません。来年は忙しいので更新は難しいと思いますがこれからも更新頑張っていきたいです。これからも宜しくお願いします! (2016年12月31日 10時) (レス) id: 7893b0e95f (このIDを非表示/違反報告)
boss.(プロフ) - いきなりコメントすみません(汗) bossといいます。俺、創設期が大好きなんで、こういう小説があってすごく嬉しいです…!更新頑張ってください。 (2015年12月30日 13時) (レス) id: 57c1b50368 (このIDを非表示/違反報告)
華月(プロフ) - 夜桜アゲハさん» 夜桜アゲハさん!応援ありがとうございます!これからも頑張っていくのでよろしくお願いします! (2015年6月30日 0時) (レス) id: f42ef30e33 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜アゲハ - 更新頑張ってください!!応援してます(っ`・ω・´)っフレーッ!フレーッ! (2015年6月29日 3時) (レス) id: c2b7e6dcd4 (このIDを非表示/違反報告)
華月(プロフ) - 愛守羅さん» 愛守羅さんありがとうございます!これからも応援よろしくお願いします! (2015年5月2日 14時) (レス) id: f42ef30e33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華月 x他1人 | 作成日時:2014年8月19日 19時