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18 成功 ページ19

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「…これぐらいしかないのか」


ある屋敷の書庫で機密情報の書かれている巻物をあさくっていた

(今後の作戦は書庫の守りをやっていた奴に幻術で吐かせたから、口頭で伝えればいいな)

一応暗記は得意だ
相手がいったことを一文一句間違えず話すことは朝飯前だと言ってもいい






ーーーーーーーーー


「…あそこか。」

集落を出て依頼者のチャクラを感知する

丁度薬の効果は切れたので前のように一刻以上経ってから感知することがないことに安心した



ザッ
男「!…お前が…」

常闇の黒猫本人との初めての顔合わせに依頼者である男は少し戸惑いの色が見えた

「依頼物」

いつものことなので気にしない

必要最低限の言葉で伝え、懐から取り出した機密情報の書かれた巻物を地面に置いて後ろに数歩下がった

その行動にしばし固まったが、暫くして男は恐る恐るその巻物に手をつけ中を確認した

男「……確かに受け取った」

「あと…」

その後、羽衣一族の今後の行動を事細かく正確に話した


「…以上、報酬を渡せ」

間髪いれずに言葉で発する

男「わ、分かってる!」

ポイッと私の方に小袋一杯はいった金を投げた
ちゃりんと中から音が響く

「……これで依頼は終了だな?」

男「あ、ああ。」

ジリジリと後ずさりながら返事をする男
…よほどこの場から立ち去りたいのだろう



「このまま返すにわけにはいかない」

スッ

男「!?ヒィ!!」

突然目の前に音無く現れたことに情けない声を上げた

「自分と会った記憶、消さしてもらう」

そういうと男の額にチャクラを溜めた人差し指を立てた

「ぐっ…ゥ…」

ドサリと後ろに倒れるのを見るとサッサとその場から離れた







男は…

「……?
俺は…一体誰と…」




黒猫は後ろに跡を残さない

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華月(プロフ) - boss.さん» コメントありがとうございます!1話から読み返した時にコメントが来ていてちょっと吃驚しました(笑)一年越しの返信ですみません。来年は忙しいので更新は難しいと思いますがこれからも更新頑張っていきたいです。これからも宜しくお願いします! (2016年12月31日 10時) (レス) id: 7893b0e95f (このIDを非表示/違反報告)
boss.(プロフ) - いきなりコメントすみません(汗) bossといいます。俺、創設期が大好きなんで、こういう小説があってすごく嬉しいです…!更新頑張ってください。 (2015年12月30日 13時) (レス) id: 57c1b50368 (このIDを非表示/違反報告)
華月(プロフ) - 夜桜アゲハさん» 夜桜アゲハさん!応援ありがとうございます!これからも頑張っていくのでよろしくお願いします! (2015年6月30日 0時) (レス) id: f42ef30e33 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜アゲハ - 更新頑張ってください!!応援してます(っ`・ω・´)っフレーッ!フレーッ! (2015年6月29日 3時) (レス) id: c2b7e6dcd4 (このIDを非表示/違反報告)
華月(プロフ) - 愛守羅さん» 愛守羅さんありがとうございます!これからも応援よろしくお願いします! (2015年5月2日 14時) (レス) id: f42ef30e33 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華月 x他1人 | 作成日時:2014年8月19日 19時

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