8話 ページ9
一郎「つっ………」
『……ヒプノシスマイクでやられたの?』
一郎「まぁ……」
『…………勝った?』
一郎「当たり前だろ?」
包帯が巻き終わる
私は一郎を抱き締めた。一郎には昔つけられたであろう古い傷がたくさんあった
私と同じように………
『君、これが初めてじゃないよね?』
一郎は、なにも言わない……言ってくれない……
『ねぇ、一郎は私のこときらい?』
一郎「えっ?」
『一郎はなにも話してくれない。理由も教えてくれない?寂しいよ』
一郎「嫌い、じゃない……ただ、頼りたくない……弱ってしまいそうで……」
私は一郎の目を見つめる
そこから一郎は、いろんな自分自身のことを話してくれた
孤児院で育ててもらったこと、弟が二人いてその子達のことが大切で大好きであること。そして、ヒプノシスマイクで戦い。先程からまれたのもそれらに関係すること。
今までなにも話してくれなかった分を取り返すかのようにたくさん教えてくれた
『そっか……その戦いを止めることはできない?』
一郎「できない」
『そっか……!』
一郎「なにも言わないのか?」
『まぁ、ね』
言えなかった……私と同じだと言うことを………
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奏音♪(プロフ) - Chikaさん» ありがとうございます!!そういっていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです!これからもこの小説をがんばりますので応援よろしくお願いいたします!! (2019年8月16日 8時) (レス) id: ac6889db09 (このIDを非表示/違反報告)
Chika(プロフ) - 初めてコメントさせて頂きます。私はすっごく面白いとおまいます!奏音さんが辛いのなら無理して書く必要はないです。心が傷つくとだんだんと体調も悪くなってしまうと思うので、奏音さんのしたいようにするのが一番いいと思います!長々と失礼しました。 (2019年8月16日 2時) (レス) id: ff4da4801d (このIDを非表示/違反報告)
奏音♪(プロフ) - 薫染-ゆきぞめ-さん» (´;д;`)ほ、本当にありがとうございます!もう、本当に嬉しいです……!そういってくださる方々がいると頑張ってみようと思います!!読者様を二の次にする気は正直な所ありません。私の支えは本当に読者様なんですから……コメントありがとうございましたれ (2019年8月15日 23時) (レス) id: ac6889db09 (このIDを非表示/違反報告)
薫染-ゆきぞめ-(プロフ) - 僕は面白いと思いますよ?奏音さんの負担にならない程度に頑張って頂けたら幸いです。もし 本当に辛くなってしまったら 僕たちの事は二の次で 御自分の事を考えて下さいね?上から目線で失礼しました。御自愛下さい。 (2019年8月15日 23時) (レス) id: e1459da1b7 (このIDを非表示/違反報告)
奏音♪(プロフ) - キャラメルプリンさん» そういっていただけるととても嬉しいです( ;∀;)ありがとうございます!もう、本当に神様ですか!?!? (2019年8月15日 22時) (レス) id: ac6889db09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:奏音♪ | 作者ホームページ:http://uratuku/sounewawawa1
作成日時:2019年6月25日 14時