4人の摩訶不思議体験談！！ (ページ28)

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26話凛side ページ28

私達、全員の話は終わったと原田さんから教えて貰っと。

けれど…残念ながら全員集合することは今は不可能らしい。

原田:「悪ぃな。折角話してくれたってのに、お前らを一緒に出来なくて(苦笑)」

……原田さん、本当に申し訳なさそうな顔をしてる……そもそも、迷惑かけてるのは私達なのにな…(苦笑)

凛:「えっと……気になさらないで下さい。そもそも、私達が来たから、皆さんの睡眠を削らせる事になるのでしょう？」

私がそう声をかけると……

原田:「……あぁ、そいつはお前が気にする事じゃねぇよ。それに、そいつに関しては慣れてるしな。」

凛:「(『慣れてる』…か。)」

桜…葵…蘭…大丈夫かな…。

そう考えていると、「なぁ、蘭。」と原田さんが声を掛けてきた。

凛:「なんですか？」

原田:「おめぇ、薙刀やってるんだよな？何なら今から道場に行って、少し身体を動かせねぇか？」

……まさか、十番組組長からこんな誘いを貰うなんて……。でも、こんな時代だからこそ…私達が生きる為に…そして、新選組(あなた達)を護るためにも……

凛:「よろしくお願いします！！」