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13話 桜side ページ15

(桜)「いた!」

千鶴ちゃんに羅刹が刀を向ける

私は刀にグッと力をいれて刀を鞘から抜いて羅刹に振り上げる

・・・けど

 ザクッ

(蘭)「ふぅ・・・」

羅刹を倒したのは蘭だった。

(葵)「あなた大丈夫?怪我とかない?」
(千鶴)「だ、大丈夫です」

私は・・・
刀を振り下ろせなかった。

私はこの四人で一番役立たず・・・

こんなんじゃダメなのに・・・

こんなんじゃ・・・





誰も守れないのに・・・

(凛)「桜?」

私は・・・役立たずになんかなりたくない!!!

(沖田)「ねぇ、これやったの君たち?」
(桜)「!!!」

お、沖田さん!!!

(蘭)「そうだけど?」
(土方)「逃げるなよ?逃げれば斬る」

 パタッ

(桜)「ちょっと!やめてよ!気絶しちゃったじゃん!」

土方さんひど〜い。

(沖田)「あはは!そうですよ〜土方さん」
(土方)「うるせぇ」
(斎藤)「副長、この者達は?」
(土方)「羽織を脱がせておけ。あとは監察方にやらせる。」
(斎藤)「はっ!」

会いたかった人に会えた。
来たかったところにこれた。

でも・・・
本当にこれでよかったのかな?

(土方)「おい、お前達もついてきてもらう。」
(凛)「えぇ〜」
(葵)「まぁ、いいんじゃない?」
(蘭)「行くしかないか・・・」
(桜)「うん!それに、鬼がいたら逃げられないし!」

ううん。これでよかったの!
頑張る!
絶対沖田さんを守る!

(土方)「ちっ・・・行くぞ
斎藤、そこの気絶してるやつ連れていけ」
(斎藤)「はっ」

斎藤さんが千鶴ちゃんをお姫様だっこで連れていく・・・
かっこいい〜

屯所楽しみだな〜♪

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作者名:奏音♪ 弓桜 あさぎ 蒼空 x他3人 | 作者ホームページ:http://uratuku/sounewawawa  
作成日時:2018年5月29日 22時

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