【銀魂】恋のリベンジ、始めました。【山崎退】

監察レポート2日目 ページ3

山崎side



ｺﾝｺﾝｯ



あれから猛急ぎで着替えて、副長室の戸を叩く。



土方｢誰だ｣


山崎｢山崎です｣


土方｢...あぁ、入れ｣



失礼します、と一言言って戸を開ける。


そこには、胡座を書いて俺の方を向く副長がいた。


副長の前に正座をして、尋ねる。



山崎｢...それで、ご要件は｣



副長は軽く咳払いをし、いつもと変わらないトーンで言った。



土方｢...もう一度、万事屋監察して来い｣


山崎｢え...マジですか｣


土方｢もう一度っつーか、お前前回全く監察してねェだろーが｣


山崎｢ぎくっ｣


土方｢...近藤さんがアレだし、別にお前の恋路を邪魔しようとは思わねェが、

次は、絶ッッ対に仕事に支障を出すな｣ ｷﾞﾛｯ



そう言い、瞳孔ガン開きで俺を睨む。



山崎｢ひいっ！だだだ、大丈夫ですって！

たまさんの事はもう諦めてますし！！

そ、それに新しい出会いとか求めてませんから！！｣


土方｢ほォ...そうか。なら、明日からな｣


山崎｢あ...はい｣


土方｢監察する場所は、前回と一緒だ。

後で部屋の鍵は渡す｣


山崎｢了解です｣


土方｢話は終わりだ。帰っていいぞ｣



副長は煙草に火をつけ、フーっと煙をはいた。



山崎｢んじゃ、失礼します｣



俺は副長室を出て、今度は歩いて自室に戻った。

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