監察レポート11日目 ページ12
貴方side
今日もいつもと変わらず、店先の掃き掃除。
勿論、無言・無表情を貫いて。
「...」
今日もこうして、静かに1日が終わる。
...そう、なるはずだった。
山崎「お、おはようございます!」
「へっ!?」
突然掛けられた声に、変な声が出た。
勢いで顔をあげると、その人と目が合う。
顔に熱が集まっていった。
「ぁ...ぇ...///」
言いたい事が言葉にならず、口をぱくぱくと動かす。
目を逸らす事も忘れ、どんどん顔は熱くなる。
...その時、ふと気付いた事があった。
この人は...
この前、私のレジに唯一並んだ人だ。
山崎「え、えーっと......す、杉山さん!!!」
「は、は...ぃ」
名札を見たのか、名前を呼ばれる。
返ってきたのは、想像もしていなかった事だった。
山崎「名前を...下の名前を、教えて下さい!!」
「ぇ...?そ、の...///」
山崎「お願いします!!」
私に深々と頭を下げるこの人。
こんな私に、ずっと下げさせてる訳にはいかない...から...
「す、杉...山、Aで、す...っ」
山崎「A、さん...
あ、ありがとうございました!!」
ダダダッ!!
「ぇ...」
その人は、走って帰っていった。
名前を聞くなんて...一体どういう...?
2度目で私に話しかける人なんて、初めての事。
_____あの人は、なんていう人だろう。
...ちょっとだけ、気になる...かも。
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ミロ - 続きが楽しみです…!更新応援しています! (2017年4月9日 12時) (レス) id: 045b07f74e (このIDを非表示/違反報告)
春 - パスワード合ってログイン出来て良かったです!更新頑張ってください! (2017年4月9日 4時) (レス) id: a243a73ee4 (このIDを非表示/違反報告)
刹那 - 更新頑張ってください! (2016年12月23日 17時) (レス) id: 1733a12ae6 (このIDを非表示/違反報告)
子規 - 申し訳ありません。原因不明のログアウトで、何故かあっているはずのパスワードもあわずこれ以降の小説の更新ができそうにありません。本当に申し訳ありません。ありがとうございました。 (2016年12月19日 7時) (レス) id: d56360d788 (このIDを非表示/違反報告)
子規(プロフ) - 猫背さん» コメントありがとうございます(*_ _)おおっ!山崎推し!!小説少ないですよね...この作品で少しでも楽しんで頂けたら幸いです(´ー`*) (2016年12月13日 6時) (レス) id: d56360d788 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:子規 | 作成日時:2016年8月28日 8時