ねぇ三途くん《東リベ》《三途春千夜》

日常5〜過去編4〜 ページ7

〜次の日〜




昨日調べた○○という建物に来た。




ｺﾝｺﾝ




ドアを二回ほどノックし『おじゃまします』といい中に入った。




中に入ったのだが、当の中は暗く辺りがあまり見えない。




スマホのライトで辺りを照らし、先に進む。




一時間たったぐらいで全て入れる所は回ったが特に何も無かった。




『ここも所詮噂だったのか、』
　



と呟き時間だけがとられた事に苛立ちを感じる。




ｺﾂｺﾂｺﾂ




もう自分の足音かさえもわからない。




？「ここかぁ？ボスのいってたとこ。」




この誰かもわからぬ男の台詞が聞こえる。




その瞬間、脳裏に嫌な予想がよぎり、私は瞬時近くにあった部屋に身を潜めた。




コツコツ、とドンドン近づいてくる足音。




さっき喋っていたのは一人だが複数人が居るだろうと足音でなんとなく分かる。




その中の一人がここの部屋のドアを開けた。




ﾋｭ､喉から音が鳴る。全神経が危険だと赤信号を出している。




ｺﾄ､




スマホを落としてしまった。




これは一大事だ。よし、スマホを拾おう。




ﾊﾟﾁ､




ピンク髪の男と目が合う。




あ、死んだな。




と思ったが逃げようとは不思議と思わなかった。




？「誰だぁ？」




銃を頭に突きつけられる。




『はちじょ、名前ぇす。』




怖さで言葉もろくに喋れない。




次の瞬間




？「三途〜なんかあったかぁ〜？」







次回！名前死、す！デュエル○タンバイッッッ！！！

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