253話 ページ44
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みんなはベンチから慌てたように入場ゲートの方へ走って行く。
豪炎寺とAは軽く口角を上げながら少し後ろでそれを眺める。
円堂「鬼道...！！」
角馬「鬼道...間違いありません！！帝国学園キャプテン鬼道有人です！！」
スタジアムに映し出されている巨大スクリーンが鬼道の姿を捕らえる。
すると、観客席から大きなざわめきが起こる。
そんなことが許されるのか、という意味でのざわめきだろう。
A「...許されるんだよな、これが。」
Aは腕を組んでくつくつと笑う。
すると、みんなはAの方を向いて「ええっ」と声を漏らす。
A「大会規定第64条第2項、プレイヤーは試合前に転入手続きを完了させれば大会中でもチーム移籍は可能である。...ってね。」
秋「...ってことは、帝国を辞めて雷門に...！？」
A「まあ、簡単に言えばそういうことかな。」
秋に返答を返していると豪炎寺が苦笑いする。
豪炎寺「...お前のその記憶力はどこから来るのかが謎だけどな。」
A「え、なんで？大会規定は一通り目を通したって言ってたでしょ。」
豪炎寺「.......そうか。」
瞬きをして応えるAを見て軽く口元を引きつらせる豪炎寺。
そこまで話終えると、Aと豪炎寺は鬼道を見て軽く微笑む。
鬼道は拳を握りしめていた。
鬼道「俺は...あのまま引き下がれない...！世宇子には必ずリベンジする！！」
円堂「鬼道...！俺にはわかってたぜ！お前があのまま諦めるような奴じゃないってことは！！」
染岡「...なんて執念だ...！」
それを見ていた1年生たちは小声ではしゃいでいた。
少林寺「鬼道さんがいれば心強いね...！」
宍戸「ああ...！よぉーし、俺も頑張るぞ！」
そう言って気合を入れていた宍戸だったが、響木の言葉によってそれは一気に失われてしまう。
響木「宍戸、お前はベンチだ。代わりに鬼道が入る。」
宍戸「あ...俺、ですか...？.....わかりました...」
落ち込む宍戸を見て、半田が少しだけ眉をひそめていた。
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奏奏奏(プロフ) - 豪炎寺修也推しさん» リクエストありがとうございます！続編の方で書かせて頂きます´`* (2019年2月14日 22時) (
レス) id: 3daaf042e6 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺修也推し - お忙しいところすみませんがリクエスト失礼します…日付は過ぎてしまったのですが、バレンタインの豪炎寺君と氷室さんをお願いします…！時間があればでいいのでお願いします！ (2019年2月14日 21時) (レス) id: e2e58e1092 (このIDを非表示/違反報告)
奏奏奏(プロフ) - 海璃さん» ありがとうございます！これからも頑張っていきます´`* (2019年2月12日 19時) (レス) id: 3daaf042e6 (このIDを非表示/違反報告)
海璃(プロフ) - 並行世界のシナリオは。から来ました！夢主の成長して行く姿に感動を覚えています(T ^ T)夢主に幸あらん事を！これからも更新頑張って下さい(*^^*) (2019年2月12日 16時) (レス) id: f43c6355ed (このIDを非表示/違反報告)
奏奏奏(プロフ) - 豪炎寺修也推しさん» いつもコメントありがとうございます！頑張っていきます！ (2019年2月7日 18時) (レス) id: 0958fe27b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏奏奏 | 作成日時：2019年1月21日 21時
