少年少女、恋物語°*18歳編*°Part１

番外編『お買い物(カノ)』 ページ49

今日は、私の彼氏の修哉と買い物に来ています！


店内は、思ってた以上に人がたくさんいてびっくりした。


貴方「すごいたくさん人がいるね…」


カノ「まぁ、ここら辺で一番大きいからね」


うん…確かにそうだけどさ…


立ってるだけでも、人に押し流されそうだよ…


カノ「…どっか行きたいとこある？」


貴方「うーん…あ！雑貨屋さん行きたい♪」


カノ「よし！行こう♪」


私達は、少し離れたところにある雑貨屋さんに二人で行った…はず…


貴方「…あれ…修哉…？」


この人混みの中で私は修哉と離れ離れになってしまった。


辺りを見渡しても、見えるのは人、人、人！


はい、完全に修哉を見失いました…


貴方「…どうしようっ…」


私があたふたしてると…


男1「そこのお嬢ちゃん。一緒に違うところいかない？(ニヤッ)」


変な人が話かけてきた。


貴方「あの…今、人を探してるんです…」


男1「じゃあ一緒に探してやるからおいで？(ニヤニヤ)」


なんかニヤニヤしてる…


((バシッ


そのニヤニヤしてる人は、私の腕を勢い良く掴んだ。


貴方「痛いです…！離してくださいッ！」


男1「大人しく付いてくれば悪いようにはしないよぉ？(ニヤニヤ)」


気持ち悪い…嫌だ…


貴方「やめてッ…！…修哉！助けてぇ…！(泣)」


私は聞こえてないだろう修哉に、助けを求めた。


すると…


カノ「おい…何してんだよ…！」


聞こえてきたのはいつもより何倍も低い声で怒鳴った、修哉の声だった。


貴方「修…哉…！(泣)」


男1「チッ…男連れかよっ…」


そう呟いて、ニヤニヤした人は逃げて行った。


・


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・


((ギュッ


修哉に抱き締められた。


カノ「A！…ごめん…一人にさせて…」


貴方「…来てくれてありがと…(泣)」


安心する。


カノ「当たり前じゃん」


そう言って、私の頭をポンポンと撫でる。


貴方「うぅっ…ﾋｯｸ…(泣)」


カノ「もう一人にさせないから。泣かないで…？」


私は涙が止まらなかった。


それは、修哉の言葉が優し過ぎるから…


安心して涙が止まらないんだ…

作者から→←番外編『お宅訪問(セト)』

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