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第39話『秘密』 ページ40

それからどれだけ経っただろうか…


出られそうな所なんて、全くないし…


誰かが来る気配もない。


貴方「シ、シンタロー…誰も来なかったらどーしよう…(涙目)」


シン「だ、大丈夫だ。きっと誰か来るよ。」


でも、もし来なかったら…


夜も放っておかれて、朝までここにいるのかなぁ…?


貴方「ううっ…怖いよぉ…(泣)」


この狭くて、薄暗い場所に長時間いた私は精神的にダメージが大きくて、ついに涙が零れた。


シン「な、泣くなって…(焦)」


シンタローはオロオロしている。


きっと、私がいきなり泣いたから迷惑だよね…


止めようとするけど、不安で仕方ない私は、涙が止まらない。


貴方「ご…めん…いきなり…泣いて…(泣)」


私は、精一杯声を出して謝った。


すると、


((ギュッ


暖かい何かに体が包まれた。


シン「…Aは謝らなくていいんだよ。」


貴方「シ、シンタロー…?」


シン「…ごめん…もう少しこのままでいさせて…」


貴方「…うん」


なんでだろう…すごく安心する。


今までの不安が全部とけて、安心に変わった気がした。


シンタローの大きな体は、私をすっぽり包んで、ちょうどいい。























そうして、私がシンタローの優しさに安心していた時だった。


((ガチャ


鍵が開く音と共に、誰かが3人入ってきた。


それは、キドとカノとセトだった。


キド「お、お前ら…何してんだ…?」


いきなり入って来たと思うと、引き気味にキドが聞いてきた。


よくよく考えれば、私達抱き合ってた訳で…


貴方「ナ、ナンデモナイヨ!?」


セト「Aちゃん…w片言っすよw」


いや、セトの喋り方も変わってるけどね…!?


そんなことで、無事救出されました♪


貴方「シンタロー…ありがと//(ボソッ)」


シン「お、おう…//」


カノ「な〜に話してんの〜?」


貴方「秘密〜♪」


この出来事は、私とシンタローだけの『秘密』となった。

第40話『退学』→←第38話『罰』


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ほしるな - カノの秘密wwwwまだ身長のびると思ったのね・・・牛乳飲みな、牛乳 (2017年12月22日 15時) (レス) id: ce69c2677d (このIDを非表示/違反報告)
ちょこえお(プロフ) - Rena*さん» うわぁ本当ですね…すみません!ありがとうございます! (2016年7月14日 16時) (レス) id: 4b9f39c94c (このIDを非表示/違反報告)
Rena* - 18歳の〔歳〕が〔最〕になってますよ (2016年7月5日 9時) (レス) id: b347f96214 (このIDを非表示/違反報告)
ファルル(プロフ) - カノ神! (2016年3月18日 15時) (レス) id: 743c8c2cb6 (このIDを非表示/違反報告)
IA - リクエストします! 鹿野とかキスとかあれとかこれとかしてー the R18 love (2015年6月7日 12時) (レス) id: 6cab815e86 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:チョコはす | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2014年9月7日 22時

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