検索窓
今日:15 hit、昨日:4 hit、合計:34,766 hit

64話* ページ42

白い防壁は、玉艶の防壁魔法をいとも容易く破壊した。



玉「グッ………何故……… 私にはあの方からの寵愛が…………」


「あの方……? イル・イラー……だったっけ…? 言っておくわ。その程度で私は止まらない。 私には、ソロモンやシバが教えてくれた魔法がある。そして___________」


そこで、玉艶は、魔法を諦めて剣を持ってかかってきた。


…………確かに剣術は私より優れていたね。

私は、それを、氷の剣で受け止めた。

「そして___________、アルバに教わった剣術がある。 あの頃から進歩がなければ、私は貴方の剣は見切っているわ。



 …………………もう、終わりにしましょう?







 ……………さようなら。」


そういって、玉艶の剣を弾いた後、私は歌った。



「『破壊する独奏歌』」


そう、これが真紅の歌姫の真骨頂であり、私の一番の技。



玉「く………そ………………っ」


そんなことをいいながら、玉艶の体は跡形もなく消えた。


「…………貴方を手にかけた罪は私が貰っていく。貴方が背負った罪と共に、ね。 貴方は帰りなさいな、我らが王の元に………………『鎮魂歌』」





……………それを歌い終わる頃には、そこに残っていた、玉艶の真っ黒なルフも全て白に戻り、還っていった。


「終わった、のね…………」

さすがにルフを消費しすぎたのか、少女は、ふらつき、倒れそうになった。



___________その白い少女を、少女とは正反対の黒い少年が支える。



ジュ「ったく、無茶しすぎなんだよ、お前は………









 おかえり、A。」



その呆れたような、されど嬉しそうな声を聞いて、少女は笑った。


「___________ただいま、ジュダル。」

65話*→←63話*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (83 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
137人がお気に入り
設定タグ:マギ , 煌帝国 , ジュダル   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

コウ - とても面白いです!! 更新頑張って下さい!! (2015年9月30日 22時) (レス) id: a943b2455a (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ - 頑張ってください!更新が待ち遠しくてたまりません(≧∇≦) (2015年6月22日 18時) (レス) id: cd91f184a6 (このIDを非表示/違反報告)
もこもこ - いえいえwwこれからも更新楽しみに待っています(´∀`*)>ビシッ (2015年4月30日 2時) (レス) id: 02a89a0c0b (このIDを非表示/違反報告)
音夢(プロフ) - もこもこさん» 返信遅れました……!  全部読んでくださってありがとうございます。 ゆっくりではありますが、更新していくので、これからもよろしくお願いしますっ♪ (2015年2月9日 21時) (レス) id: af4fa1a72b (このIDを非表示/違反報告)
もこもこ - うわああ…るあ…ウザwww全部読みました!面白いです!更新頑張ってください!! (2015年1月28日 0時) (レス) id: 65c41c526d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:音夢 | 作成日時:2014年12月11日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。