黒い神官様と少女は相思相愛のようですよ？【ジュダル】2

60話＊ ページ38

そのあとは、大聖堂で私もマギと同じ力が使えるようになって。

…………アルサーメンができて。

気づいたら反乱がおきてた。

私はウーゴと一緒にいた。 ……アイツ………アルバから守れなかった。

シ「A。 あなたは…この子のお姉さんなのよ？ ……だから、泣かないで。 ……笑って見送ってよ。ウーゴ、A、アラジンを………よろしく。」

そういって、息を引き取った。

そこからは想像で良いわ。

ソロモンがアルサーメンを倒した。

みんな、新しい世界へ行った。 私も、新しい世界へいき、お母様のお腹の中に宿った。

ーーーーーーーー

「おもい…だした……！」

ウ「よかった。………つらかったかい？」

「うん、でも大丈夫よ。 ………ところで何で私をここによんだの？」


ウ「それはね、君に役目を果たしてもらうためだよ。 ………役目って言うのは、これからの世界を選びとること。 ざっくりいうと、アルサーメンをどうするとか、各国の抗争をどうするとか。 そういうのを見るためにきみをあちらに送ったからね。」


「そっか……頑張るね。 じゃあ、私、いくから！ またねウーゴ！」


そういうと、意識は別のところに飛ばされた。


ウ「立派に、なったね。」

聖宮の番人は一人呟いていた。

61話＊→←59話＊

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す