39話* ページ16
「あの。」
ここで禁城内を割ってはいけないと、悩んだ末、私は苦渋の決断をした。
「………私は、その罪を受け入れます。」
炎、明、覇、玉、瑛、龍、ジュ「「「なっ!?」」」
ジュ「A!!お前、なんもしてねぇだろ!」
炎「そうだ、その罪は不当だ!」
ああ、こんなにも、私を思って、怒ってくれる人がいる。
____私はそれだけで、満足です。
「いえ。もう決めたことです。罪人であるかぎり、私はその書面にある通り、裁かれましょう。」
そして、そのまま判決がくだされ、私は国外追放となった。
玉「なんでですのぉ!?なぜ、Aちゃんが出ていかなくてはなりませんのぉ!?」
紅玉ちゃんが泣き、
覇「そうだよぉ!! 悪いことしてないじゃん!」
瑛「その通りです。今すぐ、裁判のやり直しを!」
龍「こんな不当な判決、納得できません!」
こんな声が飛び交う中、出発の準備を進める。
「皆様。紅炎様は、いずれ世界をひとつにするであろうお方です。今は、内部でもめている場合ではないのです。……家来一人くらいで、嘆いたり、悲しんだりしては、いけませんよ」
うまく笑えていたかはわからないけど、笑顔を作る。
「では、さようなら…!」
他の人が言葉を発する前にそういって部屋を出た。
………さようなら。
………そして、門にたどり着く。
私は、禁城を振り返り、頭を下げる。
「大変、お世話になりました。」
そういって、旅路へと振り向くと、そこには、我が最愛の人、ジュダルが立っていた。
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コウ - とても面白いです!! 更新頑張って下さい!! (2015年9月30日 22時) (レス) id: a943b2455a (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ - 頑張ってください!更新が待ち遠しくてたまりません(≧∇≦) (2015年6月22日 18時) (レス) id: cd91f184a6 (このIDを非表示/違反報告)
もこもこ - いえいえwwこれからも更新楽しみに待っています(´∀`*)>ビシッ (2015年4月30日 2時) (レス) id: 02a89a0c0b (このIDを非表示/違反報告)
音夢(プロフ) - もこもこさん» 返信遅れました……! 全部読んでくださってありがとうございます。 ゆっくりではありますが、更新していくので、これからもよろしくお願いしますっ♪ (2015年2月9日 21時) (レス) id: af4fa1a72b (このIDを非表示/違反報告)
もこもこ - うわああ…るあ…ウザwww全部読みました!面白いです!更新頑張ってください!! (2015年1月28日 0時) (レス) id: 65c41c526d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:音夢 | 作成日時:2014年12月11日 11時