Sorry,I...(3)

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side:You






「真司郎...っ...、ぎゅってして...？」





.







堪らず手を伸ばすと
何の躊躇いも無く抱きしめてくれる







.









真「...大丈夫やから...、安心してイって？」









その言葉にふわっと体の力が抜けて



速くなる動き
鳴り響く水温と肌の音が段々と遠くなっていく







.







真っ白になる頭の中
びくんと跳ねる腰ときゅんとするお腹の所





何も考えられなくなって、体に力が入らなくなって
ただ真司郎に抱き締められたまま





.









真「...っ...俺も、」







真司郎はそう言って
私の中を一つ、大きく貫いた







.







真「...はぁ...っ...」







息を切らしながら
獣みたいに私に深い深いキスをする







.






質量の減った真司郎が私の圧で中から押し出されて
ずるん、といなくなる感覚







.









そっと私の横に寄り添って
腰を引き寄せて抱き締めてくれる







.








優しく私の頬を撫でてくれる、私だけの大切な人







.







幸せすぎるこの時間に
気がつけば涙が溢れる





.






そんな私を見て
真司郎は困ったように眉を下げる







.







真「ごめんな...、痛かったやろ？」








優しくぽんっと頭を撫でて
背中を優しくさすってくれる






.








違うの、痛いとかそんな事じゃなくて






.





真司郎の優しさが、温もりが
全てが愛しすぎて





言葉にならなくて溢れてくるの








.







「違うの...、幸せすぎて」





.









「恥ずかしくて死んじゃいそうなのに、気持ちよくて」



「好きな人に抱かれるって...こんなにも幸せなんだね」






.






涙は止まらないまま
愛おしくてあなたの温かい肌に体を寄せた





.







好き、大好き
真司郎の全部が愛しくてたまらないよ






.









真「...俺も幸せや」








ぎゅって優しく






ふわふわのベットの上で
ふわふわ優しい想いを確かめ合う







.









真「A...」







.







おでこをこつんとくっつけて
鼻をすりって擦り合わせて







.







視界には愛しい人の姿だけ







.





真「一回しか言わへんから...よく聞いてな？」









.









真「愛してんで」







.









この涙は、幸せの証
あなたに出会えて良かった








私もね、世界でたった一人のあなたを









「愛してんで、真司郎」









.

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